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富士フイルムのミラーレス一眼カメラのまとめと選び方

こんにちは。シュンスケです。

富士フイルムのミラーレス一眼に興味があるけどどれを買えばいいのかわからない、そんなあなたに向けた記事です。

富士フイルムのカメラを一通り愛用している私が、それぞれのカメラの特徴についてまとめてみました。

目次

富士フイルムXシリーズ、それぞれの機種と特徴のまとめ

ここでは現行機であるX-H1、X-Pro2、X-T2、X-T20、X-E3の5機種について取り上げます。

この5つの機種は全て同じセンサーとプロセッサーを採用しているので、画質は同じと考えて大丈夫です。

※X-H1だけは、ボディ内手ぶれ補正が内蔵されているので手持ちでも常に最高の画質で撮ることが可能です。

X-H1

2018年3月発売の最新型が、X-H1です。Hは、ハイパフォーマンスの意味。プロ用と銘打って発売されました。

X-H1の大きな特徴は、唯一ボディ内手ぶれ補正を内蔵していることです。写真を撮る際には最大で5.5段の効果を得ることができ、手持ち動画でもブレません。

また、従来の倍の強度の非常にタフなボディと、大きなズームレンズに負けないグリップを持っています。

最高性能のXシリーズを手に入れたいなら、現状、このX-H1が選択肢になります。

X-H1のいいところ

約1ヶ月使用して感じた、X-H1の良いところは以下の通り。

  • ファインダーが非常に高精細
  • 安心感のある強固なボディ
  • ボディ内手ぶれ補正で、動画だけでなく写真もブレない
  • XF-16-55mmなどの大きなレンズを装着してもバランスが良い

 

X-Pro2

富士フイルムのミラーレス一眼は、2013年の初代X-Pro1からはじまりました。当時のフルサイズ一眼レフと同等クラスの画質で撮れるのに、オサレかっこいいカメラとして一部のファンに熱狂的に支持されました。

最新機種は、2016年に出たX-Pro2です。

X-Pro2は価格コムのミラーレス一眼使用満足度1位をしばらくの間取っていたことからもわかるように、ポチれば高い確率で幸せになれるカメラだと言えると思います。なのでとりあえずポチりましょう。

…じゃなくて、非常に完成度を高めたカメラなので個人的にとてもお勧めできるカメラです。

X-Pro2に最適な使い方は、小型の単焦点を装着したスナップ撮影です。街中でも目立たず、撮影される側に威圧感を与えず撮ることができるカメラです。

もちろんそれ以外にも、望遠ズームを使った野鳥の撮影から、広角レンズでの風景撮影まで幅広くこなす能力を持ちます。

X-Pro2のいいところ

実際に使っていて感じる良さはこんな感じ。

  • レンジファインダー型でかっこいい
  • 本体の造りが高クオリティ
  • グリップが持ちやすい
  • 右手だけで完結する操作系
  • 背面液晶の解像感
  • 光学ビューファインダーが使えること

 

造りの良さ

まず本体のビルドクオリティ。とてもお金が掛かった塗装といい、細部までこだわり抜いた造形といい、富士フイルムのミラーレス一眼の中でも最高クラスだと思います。どの角度から見ても美しい造形はいつ見ても満足できます。

グリップが持ちやすい

グリップについても、素の状態で手に馴染み持ちやすい形状になっています。まるで自分の手の型を取ったかのようにしっくり。

操作しやすい

右手だけで完結する操作系も特筆ものです。もっと言うと、ファインダーを覗きながらも手探りで各ボタン、ダイヤル操作が可能になっているため、使えば使うほどに手放せなくなります。

162万画素の背面液晶

背面液晶は固定ですが、その代わりと言ってはアレですけども162万画素と高スペックなため、撮った後のピントの確認が容易です。今の所Xシリーズの他のカメラは最大104万画素なので、X-Pro2の背面液晶は何気に重宝します。

光学ビューファインダーが使える

X-Pro2はミラーレス一眼では世界で唯一、光学ファインダーとEVFをレバーで切り替えて使う事ができます。

この光学ビューファインダーを使えることはX-Pro2のとても大きな利点だと感じています。

一眼レフのような、というよりはどちらかというとレンジファインダー型のフィルムカメラのような使い方をします。本来はファインダーの枠の外まで見える事がストリートスナップにおいて利点になる、ということだそうです。

個人的には、息子の表情を狙う時、ナマの可愛さを見ながら撮れるので最高かよって思ってます。

X-Pro2について書いた記事

X-Pro2に関しては、X-Pro2かっこいいな〜と衝撃を受けた気持ちそのままに書きました。(そういえばちゃんとしたレビューらしきものは書いた事がなかった)

X-T2

2016年発売のX-T2は、光軸上に大きく出っ張ったファインダー部があり、一眼レフのような形状をしたカメラです。

X-Tシリーズは富士フイルムXシリーズを幅広く普及させた、人気のモデル。X-Pro2がこだわりのカメラなら、X-T2は使いやすさに特化したカメラであると言えると思います。

X-T2は、富士フイルムXマウントの中では一番汎用性が高く、どんな撮影にでも対応できるカメラです。ブライダル、スポーツ、風景。もちろんスナップ撮影にも。

5K画素から生成する高画質4K動画を撮ることもできます。

X-T2のいいところ

実際に1年半ほど使用していますが、しみじみと感じる良さはこんな感じ。

  • 光軸上にある、大きく見やすい電子ビューファインダー
  • チルト式の背面液晶
  • 独立したISOダイヤル
  • 大きめのグリップ
  • バッテリーグリップのオプション
大きく見やすいファインダー

X-T2の大きく見やすいファインダーは、X-T2を使う理由の一つになると思います。スペックで言うと0.77倍というサイズで、これは一眼レフのフラッグシップクラスです。

チルト式の背面液晶

X-T2はチルト式の背面液晶を備えます。しかも縦方向にもチルトするので、縦構図もやりたい放題。やりたい放題ですよ。

独立したダイヤル

大きく出っ張った、操作しやすさ優先のダイヤルがあるのもX-T2の強みです。特にISOダイヤルは、アクセサリーシューにストロボを装着しても干渉することなく回せてステキです。

大きめのグリップ

標準で比較的大きめなグリップを備えています。実は長いズームレンズでバランスが取れるように設計されているため、見た目以上の安心感があります。

バッテリーグリップのオプション

バッテリーグリップのオプションを選択できるのもX-T2だけの強み。バッテリーライフが伸びることに加え、連写速度が8枚から11枚に上がるなど、性能まで向上します。

X-T2について書いた記事

X-T2を発売日に買って記事にしました。当時の私にとってはとても高価なカメラで、清水の舞台から飛び降りるような覚悟で買った記憶があります…。今では20万以下くらいのカメラなら庶民も買えるお手軽価格だな、みたいなことを思うように無事育ちました。

X-E3

写真は前モデルX-E2です。

X-E3はXシリーズ中最小、最軽量のモデルです。

X-Pro2と同等の画質とオートフォーカスの性能を持ち、価格も安く、しかも軽く、なぜこれを選ばないの?という感じの製品です。

X-E1、X-E2からデザイナーが変わっているため、テイストも前モデルから少々変わりました。タッチパネルの採用や、ダイヤルパッド(十字キー)の排除など、かなり思い切った変更があります。

もしかすると先入観なくカメラをはじめるとしたら、タッチパネルとシンプルな操作系のこのモデルが一番使いやすいのかもしれません。

X-E3のいいところ

軽く使って感じた良いところはこちら。

  • 小型・軽量
  • EVFの見やすさは、X-Pro2より上
  • フォーカスレバーがある
  • オートモードあり
小型・軽量

小型で軽量で、上位機と同性能というだけでこれを選ぶのも手だと思います。無駄な荷物は減らしたいですよね。

EVFが見やすい

光学ファインダーを無視して、EVFだけを比べると見やすさはX-Pro2より上です。X-Pro2のEVFは液晶ですが、X-E3はOLED。有機ELです。X-Pro2光学ファインダーは使わないって人は、X-E3のほうがいいかもしれないですね。

フォーカスレバー

X-E3には上位機譲りのフォーカスレバーがあります。ジョイスティック的な形状で、好きな場所へフォーカスポイントを移動する事ができます。これがあるとすごく便利です。

オートモード

オートモードへの切り替えレバーがあることも見逃せません。カメラに馴染みがない人に撮ってもらう、なんて時にはこれをオンにすれば大丈夫。

X-E2について書いた記事

現行機X-E3の一世代前のモデル、X-E2について書いた記事です。そのルックスと性能、その軽量さに惚れ込んでいました。

X-T20

写真は前モデルのX-T10

X-T20は、X-T2を小型にしたようなモデルです。

こちらも上位機譲りの性能を持ち、価格とサイズが控えめです。

X-E3と同じくタッチパネルが採用されており、ピントの移動が容易です。

  • 軽量
  • 見やすいEVF
  • チルト液晶がある
  • オートモードあり
軽量

X-T20は、X-T2より一回り小さく、X-E3には及ばないまでも軽量です。小型のレンズ、例えばXF35mmF2と組み合わせても500g少々となります。

見やすいEVF

EVFはOLED236万画素で見やすいです。

チルト液晶

チルト液晶があることはX-T20を選ぶ大きな理由になると思います。ハイアングル、ローアングルと撮りやすいです。

オートモード

オートモードもあります。家族との共用などに便利です。

X-T10について書いた記事

現行機X-T20の前モデル、X-T10について書いた記事です。本音を言うと、ブログをしてなければ今もX-T10とXF35mmを使っていたかもしれません。この組み合わせで十分に満足な写真が撮れます。しかも見た目もオシャレ。

比較表

今回紹介した5機種の比較表です。

※作るから待ってて

選び方

私の独断と偏見による選び方です。

おすすめのレンズも書いてみました。

最強が好きな人

高スペックで一番つよいのは、X-H1です。

実際に手ぶれ補正と、動画がシネマ風に撮れるフィルムシミュレーションエテルナは一度使うとやめられません。

大きなズームレンズと一緒に使うなら、X-H1特にお勧めします。

「最強が好きな人」におすすめのレンズは、XF16-55mmです。防塵防滴とナノコーティングのXマウント最強の標準ズームレンズです。

どれを選べば良いか皆目見当がつかない人

どれを買うかで迷ったなら、X-T2か、X-T20をおすすめします。

これらはできない事が少ないため、使いやすく無難な選択肢です。

ガチで使うならX-T2の方が防塵防滴性能や、フォーカスレバーがあるので良いかもしれません。

「どれを選べば良いか皆目見当がつかない人」にお勧めのレンズはXF18-55mmです。小型で手ぶれ補正もあり、しかも安価な万能ズームレンズです。

X-Pro2がかっこいいと思っちゃった人

X-Pro2をかっこいいと思ってしまったのなら、X-Pro2か、一世代前ですがX-E2をおすすめします。

弁当箱スタイルのカメラはバッグにスッと入るので持ち運びも楽です。

ちなみにここで一世代前のX-E2を挙げたのは、X-Pro2と同じデザイナーだからです。

X-Pro2がかっこいいと思っちゃった人にお勧めのレンズは、XF35mmF2です。

小さいのが欲しい人

限りなく荷物にならないのは、X-E3です。スペックの数字よりも弁当箱スタイルのカメラはカバンの中で邪魔になりにくいです。

小さいのが欲しい人にお勧めのレンズは、XF27mmF2.8です。小型のパンケーキレンズです。

予算を極力減らしたい人

予算を減らしたいなら、型落ちをお勧めします。X-T1、X-T10、X-E2あたりがおすすめです。これらは同世代のカメラなので基本的には画質やオートフォーカスの性能は一緒だと思ってください。

新品はあまり割安感がなかったりするので、ヤフオク、またはマップカメラやキタムラの中古で程度の良い物を探すのも良いと思います。フジヤカメラではよくアウトレットの出物があるのでチェックすると良いかも。

「予算を極力減らしたい人」におすすめのレンズは、XC16-50mmです。見た目こそプラ製ですが、光学系は上位レンズ譲りです。しかも寄れるので使いやすいズームレンズです。Xフォトグラファーもこのレンズを指名することがあるとか。特に中古が安価で入手できます。

レンズ交換しないよっていう人

レンズ固定のX100シリーズをお勧めします!

それ以外の機種について

富士フイルムのミラーレスには、上で取り上げた機種以外にX-Aシリーズ、X-M1、GFX 50Sがあります。

かんたんに紹介させてください。

X-Aシリーズ

X-Aシリーズは自撮りが可能でカジュアルなカメラとして売られています。ただ、そう売られているだけで実はお得な製品だったりします。というのも、付属のレンズXC16-50はワイド側で非常に非常に寄れるフジのレンズでは珍しいスペックで、その光学クオリティは上位レンズと変わりません。(コーティングの質は違う)※最新モデルのX-A5には沈胴式のXC16-45が採用。

また、X-AシリーズはセンサーがX-Transではない一般的なベイヤー配列だったり、ダイヤルもMSAPだったりするので、他社からの乗り換えなら案外一番ハードルが低かったりするのかもしれません。

X-M1

2013年発売のX-M1。X-Proシリーズのファインダーが省略され、代わりにチルト液晶が付いた廉価機として発売されました。後継機種は出ませんでしたが、画質と使い勝手の良いモデルです。現在でも新品を買う事ができますが、オートフォーカスのスピードなどは初代のX-Pro1より少し上ですが、最新モデルから二世代遅れの性能です。

GFX 50S

中判センサーを採用したミラーレスです。本体とレンズで100万円近くします。

誰か私にプレゼントしてください

今回のまとめ

ということで、富士フイルムのミラーレス一眼カメラのまとめと選びかたを書いてみました。

それぞれのカメラを一言で言うなら、

  • X-H1はつよい
  • X-Pro2はかっこいい
  • X-T2は便利全部入り
  • X-E3は小型軽量
  • X-T20は軽量高機能

こんな感じです。

参考になったら嬉しいです。

もし、ここまで読んでもまだどれか決まらないのなら…富士フイルムのサービスステーションで実機を試すのはいかがでしょうか。

東京、大阪、福岡の三箇所にある富士フイルムのサービスステーションに行けば、各カメラとレンズを無料で1日じっくりレンタルして試す事ができます。もしお近くでしたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。→サービスステーション一覧はこちら

あなたも富士フイルムのカメラで楽しみましょー!

次の記事は、私がなぜ富士フイルムのカメラを使うかについて

いろんなメーカーのカメラを試して、富士フイルムのカメラを気に入るまでの経緯と、なぜ気に入ったのかを書きました。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • はじめまして。X-M1/X-T1/X-T20ユーザーです。
    比較表を作られる際は、ぜひ製造国も掲載いただけるようお願いします。

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