こんにちは。シュンスケです。
前回書いたX-H1とX-T2の比較の続編です。今回は画質編です。
細かく比較してみました。
X-H1とX-T2で高感度撮影
X-H1とX-T2の高感度撮影を比較してみました。明るい時間帯です。
レンズはXF16-55mmで55mm、F8。三脚はマンフロットのBeFree、セルフタイマー2秒。
フィルムシミュレーションはPROVIA。
被写体は庭の石です。
拡大した画像で比べてみます。
ISO6400
[twenty20 img1=”13566″ img2=”13565″ offset=”0.5″]
シャッター速度1/180、ISO6400。
左側がX-H1、右側がX-T2です。
ISO25600
[twenty20 img1=”13535″ img2=”13534″ offset=”0.5″]
[twenty20 img1=”13539″ img2=”13538″ offset=”0.5″]
シャッター速度1/750、ISO25600。
ISO25600 RAW
[twenty20 img1=”13544″ img2=”13543″ offset=”0.5″]
シャッター速度1/750、ISO25600。RAW。
左側がX-H1、右側がX-T2です。
印象 X-H1の方がちょっとだけ良い?
僅差ですけど、X-H1の方がパリッと写ってる気がしました。
ボディ内手ぶれ補正のお陰もありそうです。
↓X-H1でどれくらいのクオリティの写真が撮れるかは、こちらを見てください。
[blogcard url=”https://www.cola507.com/fujifilm-x-blog-photographer-10/”]
ボディ内手ぶれ補正を、手持ち撮影でチェック
X-H1とX-T2で手持ち撮影しました。被写体は庭の石の横の草です。
レンズはXF35mmF1.4。絞りは5.6。ISOはオート。
シャッター速度1/60
左がX-H1。右はX-T2です。シャッター速度1/60。
シャッター速度1/30
シャッター速度1/30。X-H1の露出補正ミスってた。
シャッター速度1/15
シャッター速度1/15。X-T2ブレてる。
シャッター速度1/8
シャッター速度1/8。X-H1は余裕。
シャッター速度1/4
シャッター速度1/4。X-H1はまだいけるの…?
シャッター速度1/2
シャッター速度1/2。ブレました。
ボディ内手ぶれ補正、最高
手ぶれ補正の差は顕著でした。というかX-T2では1/60でも手持ちは微妙にブレてる気がしてショック…。こんなん見ちゃうと手ぶれ補正無しに戻れないかも…。
X-H1とXF35mmF1.4なら、落ち着けば1/4までなら簡単に止められる印象です。
ボディ内手ぶれ補正があると、色々と楽ができる
X-H1のボディ内手ぶれ補正は本来は動画用。
ですが写真でも様々な面で便利です。例えば上の写真は、手持ちでストロボを使って、液晶面を持つ物を撮りました。シャッター速度は1/8です。
これは手ぶれ補正がないカメラで、手ブレしない程度にシャッター速度を早くすると、液晶面は真っ暗になる場面です。
ですので本来なら、三脚が必要になるのですが、X-H1なら手持ちでラクできます。素晴らしいです。
X-H1のボディ内手ぶれ補正があれば、写真で動きを出すのも楽勝です。
これは右手でカメラを持ちながら、左手で全力で歯ブラシを動かしました。ブレは少しで済みました。シャッター速度1/4。
普通はこんな撮影しませんよね…笑
新フィルムシミュレーションエテルナ
https://twitter.com/shunsuke333/status/975197006623793157X-H1ではじめて採用された、フィルムシミュレーションのエテルナ。
元々は映画用のフィルムの名前で、あくまで動画用のフィルムシミュレーションとして登場しました。
今回の比較はあえて写真でやっています。
エテルナと他のフィルムシミュレーションを比較してみました。
レンズはXF60mmです。
エテルナ vs プロビア
[twenty20 img1=”13580″ img2=”13579″ offset=”0.5″]
エテルナ vs ベルビア
[twenty20 img1=”13580″ img2=”13581″ offset=”0.5″]
エテルナ vs クラシッククローム
[twenty20 img1=”13580″ img2=”13582″ offset=”0.5″]
エテルナは動画用というだけあって、彩度が低い印象です。写真として使うと、飽きないけれど印象的な不思議な雰囲気があります。
X-H1とXF16-55で、フィルムシミュレーションエテルナを試した記事です。
[blogcard url=”https://www.cola507.com/fujifilm_x-h1_xf16-55mm/”]
エテルナで動画撮ってみた
フィルムシミュレーションのエテルナで、いくつかの動画を撮ってみました。
助手席に乗って撮ってみた
手持ちです。ラジオ音声入ってます。XF16-55mm。
手振れ補正がよく効いてます。
ハイスピード動画
ハイスピード動画です。XF60mm。
24p、5倍速。
ハイスピードでもノイズが少なめな印象です。
子供が生まれたので撮りました
生後1週間の子供撮りました。XF35mmF1.4。
かわいいです。(なぞのBGMあり)
まとめ
X-H1とX-T2のの、主に画質を比較してみました。エテルナについても。
今回のまとめとしては、
- X-H1の方がX-T2よりちょいパリッと写る…気がする
- X-H1の手振れ補正を経験すると戻れない
- エテルナ、写真でも雰囲気がある
こんな感じです。
X-T2、改めて優秀だなと思いましたが、X-H1の手ぶれ補正やばいな、と感じましたね…。飼いならされそう。
次の記事で、X-H1は結局買いなのかをまとめてみました
結局X-H1はX-T2から買い替えはありなのか?使い勝手や画質から考えてみました。
[blogcard url=”https://www.cola507.com/fujifilm_x-h1_prerelease/”]
コメント
コメント一覧 (2件)
「X-H1」のボディ内手ぶれ補正は、かなり優秀ですね!
特に「アウトドアとカメラが好き」という人には、「三脚は持っていかない!」という選択もできそうです。
「X-H1」と「X-T2」の撮り比べでは、「三脚」「手持ち」「ISO」「シャッタースピード」など、様々な条件で行ってくださっていることに”愛”を感じました。
ありがとうございます!
有澤さんこんにちは!!
コメントありがとうございます!
私も三脚は出来る限り持ち出したくないので、手振れ補正はありがたかったです。
動画も手持ち撮影も全然イケるしで、X-T2からの重量増以上の恩恵を感じています。
X-H1、実際に使うまではこんなに気にいると思ってませんでしたw丁寧に作られた、良いカメラだと感じてます!