フジノンレンズXF16-55mmF2.8 R LM WRのレビュー

こんにちは!シュンスケ(@shunsuke333)です。

今回はフジノンレンズの中でもレッドバッジと呼ばれる最高級ズームレンズ、XF16-55mmのレビューをします。大きく重く、お値段も10万円以上と、なかなか素人にはハードルが高いレンズだと思います。が、実際に使って見ると、いち素人の私にとっても、案外使いやすく、アリなレンズだと思いました。

XF16-55mmの特徴

XF16-55mmは、いわゆる「標準ズームレンズ」の最高級モデル。35mm判換算で24mm〜84mm相当が、F2.8通しの明るさでカバーされています。

他のXF標準ズームレンズと比べると「より高度な光学設計」「防塵防滴、耐低温(-10度)性能」逆光などに強くゴーストやフレアが少ない「ナノGIコート」、さらに最短0.06秒の高速AFといった強みを持ちます。

風景撮影や、ウェディングなどのプロ用途にも使える設計だそうです。

重量は655g、フィルター径は77mm。APS-Cの標準レンズと考えると、なかなかのヘビー級です。

XF16-55mmの外観

XF16-55mmは高価なだけあって特別に重厚な造りで、他のXF標準ズームレンズよりも格上の高級感があります。

フォーカスリング、ズームリング、絞り環あり。それぞれのトルクは気持ち強めですね。

広角端の時は、最短で10.6cm。

テレ端で全長約13cmまで伸びます。

付属フードは花形で厚みのある樹脂製。内側にはスリットがあります。

フードを装着したらこんな感じ。

レンズ正面。逆光耐性の高い高級コーティング、Nano-GIの文字が。

Rは絞り環あり、LMはリニアモーター、WRは防塵防滴の意味。対応フィルターは77mm。

レンズ前玉も巨大です。

金属製のマウント。XF50-140mm同様に真鍮にクロームメッキかな?

レッドバッジが誇らしげにキラリ。

カメラに装着

XF16-55mmをカメラに装着した写真を撮ってみました。

X-T2

X-T2(メタルグリップ)に装着。バランス良好です。

XF16-55mmを使うなら、メタルグリップやバッテリーグリップがあった方が明らかに持ちやすいです。

X-Pro2

X-Pro2にXF16-55mm。個人的にはX-Pro2には小型レンズを使いたいので、この組み合わせはあまりしません。

それにしても、やっぱりX-Pro2ってかっこいい。できるカメラオーラがある。

使用感

正直、普段小さな単焦点を好んで使っている私には、やはり、XF16-55mmはでかい&重いです…。

ですがそのサイズ、物量と引き換えに、描写はパリッと解像する気持ちの良いもので非常に満足できます。よくこのレンズを使って屋内で物撮りをするのですが、解像感はマクロレンズXF60mmと比較してもなんら遜色のないレベルだと感じます。

外に持ち出してみても、単焦点並みの描写を、いくつものレンズを付け替えて使うことなく得られます。XF16-55mmは重いレンズですが、考えようによっては複数の単焦点、16mm、23mm、35mm、56mmを持つよりはトータルでは軽いとも言えます。

また、リニアモーター採用で静かな高速(最速0.06秒)なAFを持つXF16-55mmは、AF-Cで動体を狙うのにも向いてます。

さらに防塵防滴で持ち出す場所を選ばないXF16-55って、実は結構使いやすいレンズかもしれません。

じゃあ、XF16-55mmさえあれば単焦点や他のレンズは要らないのか、といえば決してそういうわけではなく、大口径の単焦点レンズが持つボケの量や、例えばXF35mmF1.4にしかない独特の味わいやクセのようなもの、はXF16-55mmにはありません。(でも逆を言えば、それ以外はできちゃうんですよね、XF16-55mm一つで。)

また、XF16-55mmはXFズームレンズで唯一手ぶれ補正がありません。一方、もう一つのXF標準ズームレンズのXF18-55mmは、手ぶれ補正があり、小型で描写も十分です。なので使いわけもアリだと思います。

ボディ内手ぶれ補正搭載のX-H1と、XF16-55mm

XF16-55mmと手ぶれ補正…、実は併用できる日も近いかもしれません。

来年上旬に発売が予定されていると噂のX-H1というカメラは、ボディ内手ぶれ補正(IBIS)が搭載されたフジでは初めてのミラーレスだと言われています。

中判ミラーレスGFX 50Sに似た大型グリップや、肩の液晶ディスプレイが採用され、EVFもX-T2より30%画素数が多いものになるそうです。これまで以上に本気のプロ用ですね。

手ぶれ補正が無い代わりに描写に特化したXF16-55なので、X-H1との組み合わせでいい感じに化けそうな予感がします。

これは楽しみ!

XF16-55mmのスペック

  • 発売日: 2015年2月26日
  • 焦点距離: 16〜55mm (24〜84mm相当)
  • 最大撮影倍率: 0.16倍 (テレ端)
  • 最大径: 83.3mm
  • 長さ: 106.0mm(ワイド端) / 129.5mm(テレ端)
  • 重量: 655g
  • フィルター径: 77mm

XF16-55mmの作例

作例です。私の家の近所にある大きな庭園、水前寺成趣園(通称水前寺公園)にカメラを持って散歩に行きました。

写真はX-T2とXF16-55mmを手持ちで撮って、カメラ内現像と同じ事をMac上でできる純正ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」で現像しました。(要は撮って出しと同じです。)

フィルムシミュレーション(Provia、Velvia、Classic Crome)別に作例を並べました。

Provia (スタンダード)

ずっと一緒(はーと)

Velvia (ビビッド)

水前寺公園、かなり広いです。

Classic Crome (渋い)

FUJI.

 ブツ撮り

上に並べた作例は、正直普段撮らないのでどう撮ったらいいかさっぱりなので適当です。すみません。

わたしはこのレンズを主にブツ撮りに使っています。マクロレンズを持ち出すまでもないほどXF16-55mmはよく写ります。

ブツ撮りについてはこの記事にまとめました。

まとめ 頼れる標準ズームレンズ

ということで、XF16-55mmのレビューでした。

思えば、マイクロフォーサーズを使っている頃から憧れのレンズだったのですが、しっかり期待に応えてくれる性能だと感じました。

XF16-55mmは、単焦点レンズ並みの非常に高い解像力・描写力と、F2.8の明るさを備えたフラッグシップレンズです。AFも速く、逆光にも強く、防塵防滴、耐低温でどんなシチュエーションにも対応する、信頼の性能を持っています。

と、最高のレンズなのですが、気になる点は大きさ・重さと、手ぶれ補正が無いところでしょうか…。(そう考えると、XF18-55mmはおすすめしやすいですね。)

それにしても、こうやってレビューして改めて「XF16-55mmは良いレンズだ」としみじみ感じました。ほんとにキレのある写りをしますからね。もっと使いこなせるようになりたいです。

はやくX-H1とも組み合わせてみたい!

X-H1と、XF16-55mmは最高でした

XF16-55が生き返ったとすら思いました。

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