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FUJIFILM X-H1 レビュー!半年使って分かった、離れられない魅力。

こんにちは。シュンスケです。

FUJIFILM X-H1の発売から半年、毎日のように使っています。

このカメラを一言で言うと、一度使うと離れられないカメラ、です。

FUJIFILM X-H1レビューです。

目次

FUJIFILM X-H1の概要

X-H1の外観

FUJIFILM X-H1は、2018年3月1日に発売された、富士フイルムXマウントミラーレス一眼。

X-H1はフル・マグネシウムボディ

プロフェッショナルのためのカメラの位置付けで、従来のカメラの2倍の強度のマグネシウムボディ、Xマウントで初搭載になるボディ内手振れ補正や、シャッターショックが限りなく少ないフェザータッチシャッターで撮影を強力にサポート。

X-H1は動画に最適なフィルムシミュレーション・エテルナを使用可能

動画用のフィルムシミュレーション、「エテルナ」も初採用。映像用のシネレンズMKXレンズと合わせて本格的な動画の撮影にも対応しました。

X-H1のセンサー

センサーはX-Trans CMOS III。富士フイルム独自配列で、ローパスレスの解像感と、モアレ低減を同時に実現。色ノリの良さにも定評があります。

Xマウントのフジノンレンズ

Xマウントの交換レンズは映画製作でも有名な高性能フジノンレンズ。動画機としても高性能なX-H1に合わせて、Xマウントに対応した映画用のシネレンズも発売中です。

まとめると、X-H1は信頼の性能のプロ機として開発された、富士フイルムXマウントのラインナップの中で、最も強いカメラです。

画像引用元: 富士フイルム公式サイト

大きいけど、ちょうど良いサイズ

X-H1のサイズはちょうどいい

しっかり握れるグリップ。電源オフでもバッテリーやSDカードの残量を確認できる肩液晶。X-T2比で2倍の強度のボディには、5軸最大5.5段の手ぶれ補正が内蔵されています。

サイズ感はただ大きいなんてことはなく、XF16-55mmとのバランスが完璧です。

X-H1のグリップは持ちやすい

また、X-H1なら全ての単焦点レンズが手振れ補正付きレンズに生まれ変わります。

 X-H1は、X-T2(X-T3)と比べて一回り大きく、大きいレンズが使いやすい

X-H1とX-T2

X-H1X-T2
サイズ(WxHxD)139.8 x 97.3 x 85.5mm132.5 x 91.8 x 49.2mm
重量(撮影時)673g507g

X-H1とX-T2を並べるとこんな感じです。

X-H1は、大きいレンズでもフロントヘビーにならずにバランスよく使えます。

X-H1は失敗を減らせる

X-H1には他のXマウントのカメラと違う、明確な「プロ機」という立ち位置があります。

プロは失敗が許されません。つまり、失敗を減らしたいなら、X-H1です。

手振れを防げる

X-H1のフェザータッチシャッター

手振れひとつ取っても、X-H1ならしっかり持てるグリップと、ボディ内手ぶれ補正、ボディに振動が伝わらないフェザータッチシャッターまであります。失敗しようにもできません。

カメラの手振れは、心拍数にも影響するので、興奮状態で撮影すると普段なら手振れしないようなシャッタースピードでも意外とブレてしまったりしますよね。そういう時こそ、X-H1を持てば安心です。

ミスを防げる

X-H1の肩液晶

肩液晶でSDカードやバッテリー入ってなかったなんて事や、カメラの設定が間違っていたというミスも防げます。

大きいボタンやクリック感のあるダイヤルで、確実に操作できます

個人的にも、撮影で失敗したくない時は必ずX-H1を持ち出します。(逆に楽しみたいときはX-Pro2です。)

X-H1は壊れない

X-H1のタフネスさは従来機の2倍

カメラはそんなに簡単に壊れるものでもないですが、X-H1なら−10度の耐低温と、従来の2倍の強度を持つボディで、過酷な環境のテストにおいても故障知らずとのこと。いざという時も安心です。

写真が変わる

手ブレしない安心感 (クリックでフルサイズのファイル

X-H1はスペック上だと、X-T2やX-Pro2などのX-Trans CMOS III世代のカメラと撮れる写真が同じ、ということになっています。

が、私にとってはX-H1は一段画質が良いカメラという印象です。X-H1で撮る写真は常にキレキレです。

X-H1を使うようになって気付いたのですが、私はX-Pro2で換算50mmのレンズで1/60のシャッター速度でも少なくない頻度で手振れ(よく見ると)しているってことです。ショックです。笑

なのでもう、「手持ちで、画質を意識した撮影をするならX-H1」っていう頭の中の思考回路が出来上がりました。一度ボディ内手ぶれ補正の味を覚えると離れられません。

たとえばこんな写真。これは酔っ払った状態で足を止め、シャッター速度1/4で撮りましたが、かなり手ブレが抑えられています。

動画も素晴らしい

手持ちでブレないX-H1の動画性能もまた最高です。フィルムシミュレーションエテルナを使えば、映画のような高画質な動画を残せます。

※そのうちかっこいいオリジナルな動画に挿げ替えたいです。

ズームレンズも好きになる

X-H1とズームレンズ

私はX-H1を使う以前、単焦点レンズが好きでした。写りの良さも、明るさも、ハンドリングも、単焦点レンズは全て持っています。

ですがそんな単焦点派の私にとっても、X-H1は、ズームレンズ、特にXF16-55mmとの組み合わせの使い勝手の良さが最高でした。今やXF16-55mmが大好きです。

写り

X-Pro3とX-Pro2

単焦点並みのキレを誇るXF16-55mm。

X-Pro3とX-Pro2の画像、を拡大

(上の画像の中心部を拡大したもの)

X-H1と組み合わせれば、ボディ内手振れ補正のおかげでその高画質を常に得ることができます。

明るさのない場面でも、シャッター速度を落とせる

X-H1、シャッター速度1/8

明るさで単焦点に劣るXF16-55mm。従来なら光量が足りないシーンでISOを上げざるを得ないところも、X-H1ならシャッター速度1/8なら手持ちで確実に止められるため、画質を犠牲にしてISOを上げる必要がありません。

もちろん単焦点レンズとの相性も◎。単焦点とX-H1を組み合わせると、また一段上のキレのある写真になります。鬼に金棒です。

XF16-55が重く感じないバランス

X-H1は持ちやすい

X-H1のしっかり握れる大きなグリップのおかげで、XF16-55がさほど重く感じません。

X-H1には、課題もある

X-H1を置いた状態

X-H1が完璧かというと、そうでない部分もあります。不満に思う点はこれらです。

バッテリーが持たない

X-H1X-T2
標準撮影枚数(CIPA)310枚340枚

バッテリー持ちが悪いです。X-T2と比べると1割減ですが、スペックの数字よりも持たないような印象を受けます。使っていると、すぐにバッテリーが枯渇します。

XH1とバッテリーグリップ

バッテリーグリップを使えば撮影可能枚数が3倍となります。デメリットは大きく重いカメラになってしまうこと。

富士フイルム
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メーカー推奨のANKERのモバイルバッテリーを使う方法もあります。撮影しながらの充電(給電)も可能です。デメリットは、カメラ側面カバーをオープンしないと充電できないこと。

EVFのカクつき

X-H1の背面

X-H1だけではなく、X-T2やX-Pro2の世代のすべてのカメラでも起こる現象ですが、まれにカクカクすることがあります。

オートフォーカス、動作全般

X-H1を手に持つ

オートフォーカスが早くなったと言っても、最新のソニー機などと比べると劣りますし、タッチパネルのレスポンスも、5年以上前のAndroid携帯のようでイマイチよくありません。

こういった動作全般に関してや、上で書いたことは、プロセッサーの性能・省電力性能の進化で解決するはずなので、次期モデルに期待したいところです。

作例

X-H1で撮った写真です。

赤ちゃん

次男が生まれる数日前にX-H1が手に入ってラッキーでした。

旅行

フォトウォークイベント、たけさんぽ広島。尾道にて。

物撮り

X-H1で、ブツ撮りが上手くなったかも。

お肉

お肉美味しい。

人物撮影

model: エムスタイルモデル

ロケーション: 水前寺公園

モデルさんを撮るときも、X-H1だとバッチリ行けます。

風景

どう撮ったらいいかわかんないけど、風景です。

ロケーション: 水前寺公園

子供撮影

次男も無事に育ってます。フッサフサです。

まとめ

FUJIFILM X-H1は、プロ機として開発されたそうですが、私のような素人にとっても多くの恩恵を受けることができる、一度使うと離れられない魅力があるカメラでした。

  • ボディ内手振れ補正で、写真も動画も変わる
  • 大きな持ちやすいグリップで、大きなレンズも使いやすい
  • マグネシウム厚1.25倍、筋肉ボディは信頼できる

より高スペックになったX-T3も発売になりましたが、X-H1のカメラとしての造りの良さは別格です。

失敗できないあなたは、ぜひ。

ファーストインプレッションはこちら

→X-H1を購入してすぐに書いた記事です。ゴツさと信頼性の虜になりました。

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