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GFX 50S、X100F、X-T20に実際に触ってみた感想

こんばんは。シュンスケ(@shunsuke333)です。

富士フイルムの新製品タッチ&トライイベントで、発売前のカメラにじっくり触ってきたので感想を書いてみます。

目次

GFX 50S

中判センサーを積んだミラーレス。GFX 50Sです。写真はバッテリーグリップ、稼働ビューファインダーを装着した状態。レンズはGF63mm(換算50mm)です。

軽っ!

GFX 50SとGF63mmの組み合わせは本当に「軽い」という印象でした。数字上は本体が925g、レンズが407gですが、グリップが深く重量バランスが良いため、楽に片手で持てました。X-T2とXF16-55よりも軽く感じるほどです。

サイズ感も、フルサイズ一眼レフと同等な印象で、繰り返しになりますが持った時の軽さの感覚が際立って印象的でした。

X-T2と同じ感じで使える

操作感は、露出補正が前ダイヤル+シャッター横の露出補正ボタンを使うという以外、ほぼX-T2と同じです。ボタンやダイヤルの配置、メニューの構成まで同じなので、X-T系のカメラを普段からお使いの方は、GFXをすぐに使えると思います。X-T2を使っている私も「これは自分のものだ感」がすごくて持ち帰りたかったです…w。

AF速度も、一世代前のAPS-Cミラーレス位

AFはコントラストのみですが、静物を撮るには十二分の速度と精度です。中判カメラという、特別な扱いにくいといったイメージとは違い、全然普通に使えるといったカンジ。

それとAFの動作中の動きが、液晶の表示といいとにかく滑らかで気持ち良かったです。液晶の表示レートも高いのかな?

まとめると、拍子抜けするほど普通に使えるカメラ

一言で言うと、X-T2からスムーズに移行できそうだと感じました。サイズ感も重量も手に馴染むし、操作感は愛用のカメラそのまんまです。

肝心の画質についてはデータを持ち帰ることはできませんでしたが、A0サイズの写真を見る限り、隅々まで美しい画像はとにかく圧巻だったとしか…。

風景やコマーシャルフォト用、スタジオ用、といったターゲットがメインのカメラですが、こだわるアマチュアカメラマンにとっても恐ろしく魅力的な商品だと感じました。

それにしてもセンサーサイズといい、EVFといい、液晶といい、これまでに無いほど高いスペックのカメラであることは間違い無いのですが、良い意味でそれを感じさせないバランスの良さ、完成度の高さを感じました。手に持つとこのGFX 50Sの世界に引き込まれてこれで何を撮ろうかな?と思わせられるような高度な道具としての魅力がありました。X-T系愛用者なら似た印象を持つかも…。

これでもしボディ内手ぶれ補正があったら…ゴージャスな使い方ですが普段の子供スナップにも使えたかもしれません。ボディとレンズで100万円…。

X100F

X100F。APS-CのX-Trans CMOS IIIセンサーと、フジノン23mm F2レンズのレンズ固定式カメラです。

かっこいい

シルバーは美しく、ブラックはオーラがありました。じっくり眺めましたが、もっとここがこうなれば的な不満がまるでないルックスでした。

正面から見ても、裏から見ても。上も下も、シンプルで美しい、惚れ惚れする外観です。素晴らしいのは、このX100Fは初代から数えて四代目。見た目だけカッコつけてるなんてことは全く無くて、使いやすさも超洗練されてカッコいいんです。長い年月をかけて完成された、自然な機能美です。

ほんっと最高にかっこいい。

X100Fに関してはルックスのことばっかり言ってしまうのですが、もちろん中身も絶対に信頼できます。

X100Fの23mmF2レンズ。このレンズは、初代X100から7年間変わらず愛されて採用され続けているものです。

ボディにはX-Pro2/X-T2の新センサーとプロセッサーが採用され、フラッグシップカメラにしか無いフォーカスレバーもあります。

そして覗いても相手との時間を共有できるハイブリッドビューファインダーが、あまりにも素敵すぎます。

とりあえず買うことは自分の中で決定しているのでw、あとはどんなストラップやバッグと使うかが問題です…。

X-T20

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T20 レンズキットシルバー X-T20LK-S

(写真撮り忘れてた)

Xマウントのミラーレスです。こちらもセンサーはAPS-C X-Trans III。小型軽量を特徴とします。タッチパネルに対応。

外観で主な前作からの変更点は、コマンドダイヤルの色がボディと揃ったこと、貼り革の質感の向上です。実物を見てもキュッと締まった黒の印象でした。

そしてこのカメラの印象は、とにかく小さく軽いってことです。X-T2が掴むなら、このX-T20は摘むという表現が合います。

小さい中に、X-T2と同等の性能が詰まっているって時点で、理屈で考えたら私としては欲しい度ナンバーワンなカメラなハズなんですけど、実際に触るとロマンには欠ける印象でした。魅力が溢れすぎなGFXやX100Fを散々触った後だったので…。

このカメラ、入門者用の位置付けのようにも見えて、実はカメラを”わかっている人”のサブ機としての立ち位置でもあるようです。

X-T2に劣る点は、防塵防滴でないことと、フォーカスレバーがないこと。SDカードはシングルスロットで、UHS-Iまでに対応。(X-T2はUHS-II)

逆に優れた点は、価格が安く、小型軽量で、オートモード&タッチパネル対応。

ロマンあふれるカメラも良いですけど、普段の生活で最高の写真を残したいなら、実はこのX-T20が一番かも。

X-Pro2 グラファイト

写真左、X-Pro2のグラファイトエディション。黒のXF23mmF2を装着。

X-Pro2、グラファイト。1000台限定。

黒いレンズが似合うかが気になったので

X-Pro2グラファイトには、同色のレンズXF23mmF2が特別に付属してくるわけですけが、イジワルで手持ちのXF23mmF2の黒を、X-Pro2グラファイトに装着したらどんなイメージになるか試してみました。

当たり前ですけど、X-Pro2グラファイトも貼り革がオリジナルと同じ黒なので黒いレンズも似合います。違和感ゼロでした。安心して買えますね(?)。

まとめ

ということで、富士フイルムのタッチ&トライに行ってみたという話でした。

私が行ったタイミングは(とある理由で)お客さんが少ない時間帯で、最新のカメラたちにほぼずっと触れることができる贅沢な体験ができました。

ところで私、このイベントに行って、より一層富士フイルム信者になっちゃいましたよ!というのも、社員の皆さんがカメラを語るんですけど、とにかく熱いんですよ。熱気がやばい。(いつも私にカメラの話を聞かされてる妻の気持ちが少しわかりましたw)しかもユーザーの声を大切にしてくれてるのが分かる。お陰でめっちゃカメラ欲しくなるけども。

ほんとに楽しかったー。

今のカメラでも十二分に満足してるんですけど、富士フイルムはこれからももっとすごい愛すべきカメラを作ってくれるだろうと確信できたイベントでした。

仙台、札幌、金沢、広島、松山、鹿児島、新潟で最新機種に触れる!

ということで最新の機種にさわれて、富士フイルムの社員さんとも話せる最高なタッチ&トライイベントが、これから4月2日まで全国7カ所で開催されます。

著名写真家のスペシャルトークショーや、来場者特典もあり!

富士フイルムのユーザーの方もそうでない方も、カメラ好きなあなたは絶対行ったほうがいいですよ!

そういえばX-T2グラファイトシルバーも展示してあったのですが、欲しくなるので見ないふりをしてました…。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • Shunsukeさんこんにちは。
    実は私もX100Fを買うことを自分の中で決定しています。
    ストラップも購入済みです(笑)
    シルバーかブラックかで迷っていますがシルバーかな。
    X70は下取りに出そうと思います。
    レンズフードはX70のJJCのやつを まんま使い回ししようかなと思ってます。
    Xpro2は自分の場合、結局はレンズ交換はしないと思うし、
    だったらX100Fのがデザインも好きだしってところです。

    • Damselさんこんばんは。
      X100Fに行かれるんですね!
      ストラップも購入済みとは…。さすが決断が早いですね!

      私はまだX70をどうするか、X-Pro2を買うか買うまいかで悶々としています笑
      X100Fを買えばきっと解決するハズ…!

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