こんにちは。Shunsukeです。
これまでずっと”1インチのコンデジ”に面白さを感じていた私ですが、最近発表されたニコンDLシリーズが、後発の強みを生かして完成度抜群なものを出すようで、これ一強になったらどうしようと恐怖(?)しています…。
追記:2017/2
なんと発売中止が発表されました…。とても残念です。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]まさかの発売中止。DL18-50をずっと待ってた人も居るんですよ…![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”3.jpg” name=”DL18-50をずっと待ってたIさん”]シクシク…[/speech_bubble]
※以下、この記事の内容は2016年3月当時のものです。
Nikon DLの恐怖1 一挙に3種類をラインナップ
なんて自信満々なんでしょう。
普通、新しいジャンルに参入するときは1機種だけで売り出すじゃないですか。一番注目されそうなやつ、一番売れそうなやつ、一番高価なもの、などを。
そして市場の評価を見ながら2番手3番手を投入して、1番手との比較などでもう一度売り上げを伸ばすっていうのがマーケティングの常套手段です。
それをDLシリーズときたら、一挙にラインナップですよ。
こんなこと、商品の出来に自信満々じゃないとできませんよ!!
Nikon DLの恐怖2 ニコンは1インチセンサーを知り尽くしてる
1インチセンサーを知り尽くしてる、と言えるのってソニー以外はニコンしか無いと思うんです。
というのも、1インチセンサー搭載コンデジって、ニコン以外全部ソニー製センサーだから。ニコンは、NIkon 1っていう1インチのミラーレスを長年やってきています。一眼レフと被らない、コンパクト&ハイスピードに特化して。
そんなニコンが、1インチのコンデジを作るってことは、UFCに全盛期のカレリンが参戦しちゃうくらいの恐怖ですよ!!
Nikon DLの恐怖3 かっこいい
どうせお前らこういうのが欲しいんだろ?っていうのがバレてるような、かっこいい見た目。
動画で見た感じだと、この重厚感って、RX1並かも?!マグネシウム合金だったらなおさら嬉しかったのですが…。
あと型番が割り切ってて、分かってる人が買えばいい感もかっこいい。
Nikon DLのスペックは?これまでの1インチコンデジとの差は?
ざっと3機種のスペックを並べてみます。
Nikon DL18-50 | Nikon DL24-85 | Nikon DL24-500 | |
---|---|---|---|
センサー | 1インチ 裏面照射2081万画素 | 1インチ 裏面照射2081万画素 | 1インチ 裏面照射2081万画素 |
レンズ | 18-50mm f/1.8-2.8 | 24-8mm5 f/1.8-2.8 | 24-500mm f/2.8-5.6 |
レンズ構成 | 8群11枚 (EDレンズ1枚、ED非球面レンズ1枚) | 9群11枚 (EDレンズ1枚) | 11群15枚 (EDレンズ3枚、ED非球面レンズ1枚) |
動画 | 4k 30p | 4k 30p | 4k 30p |
液晶パネル | 3インチ有機EL 約104万ドット タッチパネル チルト式 | 3インチ有機EL 約104万ドット タッチパネル チルト式 | 3インチ有機EL 約104万ドット タッチパネル バリアングル式 |
サイズ | 106.0×63.0×57.5mm | 104.9×61.3×49.8mm | 122.5×89.9×138.8mm |
重量 | 359g | 345g | 780g |
価格 |
3つのカメラすべてに位相差とコントラストのハイブリッドAF、4k動画撮影機能、タッチ対応で自分撮りできる可動有機ELモニターが装備。
隙なさすぎじゃないですか?!
DL24-85を、RX100M4とG7X Mark IIと比較してみます
DL24-85 f/1.8-2.8 | RX100M4 | G7X Mark II | |
---|---|---|---|
センサー | 1インチCMOS (裏面照射型) | 1インチCMOS (積層型) | 1インチCMOS (裏面照射型) |
レンズ | 24-85mm F1.8-2.8 | 24-70mm F1.8-2.8 | 24-100mm F1.8-2.8 |
動画 | 4k 30p FHD 60p | 4k 30p FHD 60p | - FHD 60p |
液晶 | 3インチ、3:2、104万ドット有機EL - チルト式 下45度(?)、上180度 | 3インチ、4:3、123万ドット液晶 - チルト式 下45度、上180度 | 3インチ、3:2、104万ドット液晶 タッチパネル チルト式 下45度、上180度 |
サイズ | 104.9 × 61.3 × 49.8 mm | 101.6 x 58.1 x 41.0 mm | 105.5 × 60.9 × 42.2mm |
重量 | 345g | 298g | 319g |
発売日 | 2016年6月30日 | 2015年7月31日 | 2016年4月30日 |
価格 |
Nikon DLが採用している有機ELモニターは、表示が非常に綺麗なので撮影時にテンションが上がりそうです。アスペクト比もセンサーと同じ3:2なので表示にムダなしです。
レンズも、風景からポートレートまで対応できる丁度いい24-85mmという画角。
重量が約350g、サイズを見ると奥行き約5cmと、ライバルのRX100M4やG7X Mark IIより少しだけ重く、大きめです。この差は、ポケットに入れない限り気にならないと思います。
あと個人的にですが、RX100M4を使っていてもファインダーの存在を忘れるくらいなのでこのサイズのコンデジに内蔵ファインダーは無くてもいいかなと思っています。
正直かなりツボってます。
CP+で実機を触った方の感想
Nikon DL触ってきた。AFがNikon1だった。つまりメチャク速い。これはすごい! #cp+ pic.twitter.com/BsOGwy2CAC
— 荻窪圭@『江戸・東京 古道を歩く』発売中 (@ogikubokei) February 25, 2016
メチャク速い。チャを抜かすほどの速度。
これは期待大です。
まとめ どう考えても売れる気しかしない
まず普通に考えて、ニコンの一眼レフのユーザーの方はサブに買うでしょう。
さらに新しく1インチコンデジを検討するとしたら、機能といい、AF速度といい、予算に合えば買わない理由が見当たりません。
特にDL18−50mmに至っては、マニアが泣いて喜ぶナノクリスタルコート。しかもやたら高額なレンズしか存在しない18mm F1.8の世界が撮れちゃう。
Nikon DLシリーズの発売日は6月30日としばらく先ですが、とても楽しみなカメラですね!!