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Massdrop x Sennheiser HD6XXの日本での購入方法と、使ってみた感想

こんにちは。シュンスケです。

Sennheiser HD650と同等品で、239ドルで購入できるMassdrop x Sennheiser HD6XXを入手ししばらく使っています。

この記事ではMassdrop x Sennheiser HD6XXやHD58Xを日本から入手する方法と、簡単なレビューを書いてみます。

追記: タイミングによってはDropから日本の住所宛に直接買えるようです。転送サービスは使わないに越したことが無いので、Dropのサイトで日本の住所で決済まで行けるか試してみてください

シュンスケ
音が最高で、しかも安いからもっと最高!
目次

Massdrop x Sennheiser HD6XXとは?

ヘッドホンの世界で一つの時代を築いたSennheiser HD650というモデルがあります。開放型ヘッドホンというジャンルを作ったSennheiserという会社が出した、2003年発売のフラッグシップ機です。

そのHD650は今でも71,500円ほどで売られていますが、HD6XXは音質は同等なのに半額以下の239ドル、セール時は199ドルで買えます

HD6XXはHD650の塗装の工程を省き、付属品を簡略化したモデルです。つまり違いは外観のみ。

なので、もしシンプルな見た目のHD6XXの方がHD650より好みなら、価格も安いですし、買わない理由が無いかも…。

国内からは買えない場合、転送サービスを使えば入手可能

実はHD6XXやHD58Xは、公式サイトから日本国内への発送ができないことがありました。(2023年4月現在は公式サイトから直接日本の住所にも送ってくれます。)

ただしそんな場合でも、自己責任にはなりますが転送サービスを利用することで日本にいながら手に入れることは可能です。

私はBuyandShipというサービスを利用してHD6XXを入手することができました。

転送サービスBuyandShipの簡単な使い方(詳細はタップでオープンします。DROPが直接日本に配送しない場合のみこの方法をお勧め。)

転送サービスはとても簡単に使えます。流れを書いておきます。

STEP
BuyandShipに登録

まずBuyandShipに登録します。登録することで自分専用の米国の住所を入手できます。

STEP
DROPでHD6XXを注文

DROPでHD6XXで注文します。その際に、BuyandShipの登録時に得た住所を入力します。

STEP
Buyandshipに転送依頼

Dropから荷物が発送され追跡番号が知らされたら、BuyandShipのサイトで転送依頼を行います。

これをすることで、米国の倉庫から香港の倉庫へ荷物が転送されます。

STEP
手数料を支払い、商品到着

香港へ荷物が到着したら、BuyandShipへ所定の手数料の支払いを行います。このときに荷物のおまとめについて尋ねられますが、HD6XX一点で良い場合はそのまま手続きを進めて大丈夫です。

あとは数日待てば、荷物が日本に到着します。

私がHD6XXの購入で支払った手数料は2,500円ほどでした。この価格には転送サービスの送料も含まれています。正直格安だと感じます。

問題なのは日数で、注文から到着まで1ヶ月ほどかかりました。とくにアメリカ本土を横断する時間が長く、待ち遠しかったです。

私の紹介コード: 2207582242 BuyandShipの登録時にこのコードを入力すれば初回注文後260ポイントを入手できます。

タイミングによってはDropから日本の住所宛に直接買えるようです。転送サービスは使わないに越したことが無いので、Dropのサイトで日本の住所で決済まで行けるか試してみてください!

Massdrop x Sennheiser HD6XXのレビュー

HD6XXのレビューを書いておきます。シンプルに、HD650そのものなので既に語られ尽くした感はありますけども…。

外観

廉価版ですが立派なケース入りです。

なお2022年後半?頃からパッケージが簡素化されているみたいです。

ケーブルは1.8mの3.5mmジャック1本のみ。6.35mmへの変換プラグもあります。

HD6XXの外観は非常にシンプルです。カラーはミッドナイトブルーとのことですが、ほぼブラックに見えます。

メーカーロゴがちょこんとあります。

製造国はアイルランドです。

装着感

装着感は、はじめは側圧が強めです。同社HD25ほどではありませんが、HD599よりはガッシリと頭をホールドしてきます。使っているうちにいい状態に落ち着いていきます。

両出しのケーブルがちょっと煩わしいです。装着感は同社HD599SEの方が明らかに上です。

↓HD599SEのレビューはこちら

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音質

HD6XXは、美音と重厚さを感じる、非常に落ち着いた音です。濃い中域、滑らかな高域、豊かな低域。「少し前の時代の良い音の大型スピーカー」を思わせます。

最近の音楽ももちろん良い感じで聴けますが、古い楽曲や、多少録音が悪いものでもそれをネガティブに感じることなく音楽の世界に浸ることができます。

もちろんポテンシャルは非常に高いです。2003年から6年間、ゼンハイザーのフラッグシップ機だったのですから。

なのでオーディオインターフェースを更新したり、専用のヘッドホンアンプを使うことで、HD6XXに対する印象がさらに良い方向に変わるはずです。

私は今はApollo Twin Xというオーディオインターフェースで使っていますが、落ち着いた音でありながら、しっかり高音も出ますし、モニターとして使うことも十分に可能です。

現代のハイエンドヘッドホンのような解像感や、超低域がしっかり見えるようなサウンドとは違いますが、HD6XXは評判通りの神バランスだと思います。

私自身、使えば使うほど、他のヘッドホンと比べれば比べるほどHD6XXの良さが分かります。本当に音楽が楽しい。

総じて、240ドルで買えるのはお得すぎると思います。

拘るなら単体アンプ、バランス駆動はやはり強い

特殊な回路で歪みを従来のアンプから20-40dB軽減するTHX AAAを採用したアンプ。
好みは分かれますが、めちゃくちゃ音がクリーンかつダイナミックで耳障りが良くなります。

HD6XXをより良いサウンドで鳴らしたいなら、単体アンプやバランス駆動に手を出してみるのも良いと思います。

私はミニマルなセットアップにしたかったのでApollo Twin Xのみに戻しましたが、確実に単体アンプを使う方がベターです。

ちなみにこちらのTHX AAA 789も、DROPで買えます。(たまに在庫が復活します。)

HD6XXとHD58X Jubilee、どっちを買えばいいのか

HD6XXと並ぶ人気モデル、HD58X Jubilee。

こちらも試してみました。

比べると、高品位で落ち着いていて、気持ち良い音なのはHD6XX、ラフさや荒さが刺激的で楽しいのはHD58X Jubileeという印象です。

外観は艶感があるHD58XとマットなHD6XXという感じで好みもあると思いますが、明確に下位と上位なので聴き比べるとやはり優劣は感じます。

個人的には音質重視で音楽をじっくり聴くならHD6XXが一押しです。

HD58X JubileeはHD6XXより低インピーダンスで能率が良くスマホなどとの相性も◎。あまり上流にこだわらないでゼンハイザーサウンドを手に入れたい場合におすすめです。

追記: HD650のルーツと、HD600について…

HD6XXのことからは少しズレますが、同等の音質を持つHD650について少し(私の記憶によるものですが)情報を。

1997年に発売されたHD580というヘッドホンがあります。HD580は当時最先端のドライバーで、DFカーブと位相管理が行きとどいた隙の無いハイエンドモデルでした。

このHD580の数量限定モデルで外観がプレミアムさを持ったスペシャルバージョンがHD580 Jubilee、それを量産化したものがHD600です。

そしてHD600をオーディオファイル向けに、「コンサートホールの特等席で聞く音」にチューニングし2003年に発売となったヘッドホンがHD650という流れです。

たまにHD650がこもった音とされるのは、実際そのような「美音」「重厚さ」「エモさ」で長時間快適に聴けるというチューニングが施されたモデルなので当然の感想なのかも。

それがネガティブに感じる人には、より「癖の無い」HD600が向いている可能性があります。

ゼンハイザー(Sennheiser)
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まとめ

ということで、HD6XXについて転送サービスを使った購入方法と、使ってみた感想を書いてみました。

国際転送サービスについては、完全に自己責任でお願いします。その性質上、紛失などの事故が起きる可能性は国内の通販で買うよりは高いですし、トラブル時の対処は、相手が日本人では無いため少し大変になるかもしれません。

そういったリスクはありますが、HD6XXは実際に使ってみてとても満足です。なにせ往年のフラッグシップ機であるHD650と同等の音、それが半額以下で手に入る。その期待通りの商品ですからね。

HD6XXに興味がある方は、こういった転送サービスを使って手に入れてみることもありだと思います。

追記:タイミングによってはDropから日本の住所宛に直接買えるようです。転送サービスは使わないに越したことが無いので、Dropのサイトで日本の住所で決済まで行けるか試してみてください

お得な紹介制度

↓購入サイトDROP、転送サービスBuyandShipのそれぞれを、お得に使える紹介制度があるので、もし良かったら使ってください。

DROPの紹介制度

BuyandShipの紹介制度

  • BuyandShip 国際転送サービス
  • 購入後260ポイントが貰える紹介コードは、2207582242

もちろんHD650を国内で買う選択肢も…

保証や安心を重視するなら、やはり国内代理店のHD650を入手するのがベストです。塗装も凝ってます。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 私もHDXXの購入を検討しているのですが、BuyandShipだと送料含めて2000円程なのですね!
    参考になりました。
    それだと27000円程で買えますね。安い!

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