フォートナイト、マインクラフト…。小さい子供にゲームは大人気です。
ほっといてもニンテンドースイッチなどの何らかのゲームで遊ぶ子供達を見て、私は「どうせ遊ぶなら幼い頃からキーボードに慣らすのも良いかも?」と考え、試しに子供用のゲーミングPC環境を整えてみることにしました。
ということで、自作した子供用のゲーミングPCと、その周辺機器を紹介します。
全体像
全体を見るとこんな感じ。3人で遊べるようにしました。
かかったお金の総額は…
種類 | 名前 | 参考価格(3つ分) |
ゲーミングPC | 自作PC | 450,000 |
デスク | Fantoni GT | 100,000 |
チェア | 関家具タップ | 30,000 |
モニター | Dell S2522HG | 100,000 |
モニターアーム | グリーンハウス | 15,000 |
マウス | Logicool G703h | 30,000 |
マウスパッド | Logicool G840 | 20,000 |
キーボード | Ducky One 3 mini | 60,000 |
コントローラー | Xbox Controller | 20,000 |
ヘッドセット | Logicool E435 | 20,000 |
スピーカー | Creative Pebble | 5,000 |
合計 | 850,000 |
ゲーミングPCと周辺機器を3台分の合計額は85万円。1人分あたり約28万円です。
子供のおもちゃと考えると高価ですが、教育も兼ねていると考えるとアリかな…?
ゲーミングPC
ゲーミングPCは自作です。
CPUにRyzen 7 5700X3DとグラボにRadeon 6700XTを使ったミドルクラス。フルHDで大抵のゲームが快適に遊べるスペックです。
使ったパーツの詳細は、このページの後半に書きます。
デスク Fantoni GT
デスクはFantoni GT。非常にしっかりした作りです。
本来はL字用のデスクを連結して、計200cm x 60cmにして使っています。
チェア 関家具タップ
チェアは関家具のタップというモデルです。
子供用の学習椅子で、好みのルックスでかつお手頃でした。座面にモールドウレタンを採用していて、座り心地も良い感じです。
モニター Dell S2522HG
モニターは、DellのS2522HGです。
240Hzに対応したIPSモニターで、発色も良いゲーミングモデルです。価格も3万円程とコスパ良好。
モニターアーム グリーンハウスガス圧式
モニターアームは、グリーンハウスのガス圧式です。
台座の部分が小さく、デスクを広く使うことが出来ます。
マウス Logicool G703h
マウスはG703hです。
定番の高性能なワイヤレスゲーミングマウスです。
マウスパッド Logicool G840
マウスパッドです。Logicool G840でデスク全体を覆うようなサイズ感にしました。
厚みのあるファブリック製で、適度な滑りやすさとグリップ性能を持ちます。
マウスのクリック音も抑えられ、静音性が増すのも◎。
キーボード Ducky One 3 Mini 銀軸
Ducky One 3 Mini Daybreak。夜明けという名前の通り、綺麗で珍しい配色です。
銀軸、60%の小型サイズなので狭い机を広く使ます。
イエローモデルは卵焼き風で、こちらも楽しい雰囲気。
クラシックモデルはベーシックな配色にアクセントカラー一色。スペースバーが干支になってます。
Ducky One 3 Miniは、Ducky One 2 Miniと比べるとホットスワップに対応した事と打鍵感の改善が大きなトピックですが、実は入力遅延も高速化されています。
Ducky One 3 Miniに、プリンキーキャップを装着。LEDが映えてこちらも良い感じです。
ゲームパッド Xbox Controller
ゲームパッドはXbox Controllerです。
定番だけあって使いやすいです。
ヘッドセット Logicool G435
ヘッドセットは、Logicool G435です。
165gという超軽量で、低遅延なLIGHTSPEEDに対応したワイヤレス・ヘッドセットです。
子供にも最適なサイズ感で、おすすめの製品です。
肝心の音はそこそこ。
スピーカー Creative Pebble
スピーカーはCreative Pebble。
安価ながら、音質もPCスピーカーとして十分なクオリティを持つ定番品です。小型で設置に困らないのもポイント。
ゲーミングPCについて
種類 | 名前 | 参考価格 |
CPU | AMD Ryzen 5 5600X | 30,000 |
グラボ | AMD Radeon RX 6700 XT | 50,000 |
メモリ | DDR4-3200 32GB | 10,000 |
SSD | Crucial P5 Plus 500GB | 10,000 |
M/B | AsRock B550M Steel Legend | 15,000 |
PSU | Antec NeoEco Gold 650W | 10,000 |
ケース | CoolerMaster TD300 Mesh | 10,000 |
OS | Windows 11 | 15,000 |
合計 | 150,000 |
ゲーミングPCはこちらのパーツで組みました。フォートナイトがフルHD・240Hzで遊べるスペックを目安にしました。
3台ともケースとメモリーのブランドが違うくらいで、同じような構成にしました。
実際に使ってみて思うのは、同じ中身のPCが3台あると、不具合があった場合に問題の切り分けがしやすいので楽です。
CPU Ryzen 7 5700X3D
CPUはRyzen 7 5700X3Dです。
2024年に5600Xからアップグレードしました。 3D V-Cacheの恩恵でFPSが一回り上がります。特に高FPSで遊ぶゲームに最適です。
CPUクーラー Cooler Master Hyper 212
CPUクーラーはTDP130Wまで対応のHyper 212。5700X3Dも問題なく冷やせます。
グラボ Radeon RX 6700 XT
グラボは6700XTです。GeForce RTX 3070に近い性能を持ち、メモリが12GBあります。
6700XTは発売から約3年経った2024年でも1080pで遊ぶなら余裕の性能を持ちます。ドライバーも成熟し安定しています。良いグラボ。
メモリ Ballisitx DDR4-3200 CL16 32GB
メモリはBallistixにしました。Micron製チップです。
CL16で若干、オーバークロックメモリです。安定動作しています。
ストレージ Crucial P5 Plus NVMe SSD 500GB
ストレージはCrucialのP5 Plus 500GBです。
6,600MB/sの速度を持ちゲームも快適です。少なめな容量ですが、決まったゲームでのみ遊ぶので今のところ足りてる様子。
マザーボード AsRock B550M Steel Legend
マザーボードはAsRock B550M Steel Legendです。
電源は10フェーズ。大型のヒートシンクと凝った意匠。有線LANは2.5Gbpsの低遅延なものでゲーム向き。
安定志向で安心して使える、お気に入りです。
電源 Antec NeoEco Gold 650W
650W、80PLUS Gold電源。
SeasonicのOEMで、7年保証。Clutistis NetworkでTier B。
ケース Cooler Master TD300 Mesh
ケースはCoolerMasterのTD300 Meshです。
特徴的なメッシュデザインと、鋼板に厚みのあるしっかりした作り。内部のゆとりのあるサイズ感が組み立てもメンテもしやすい、とても良いケースだと思います。安価なのも高ポイントです。
顔が見たいので…
ゲームに夢中な子供たちの顔を見て会話もしたいので、スイッチボットのカメラを備えています。外出先からもチェック可能。
これも楽しい!
子供にPCを持たせることの是非
日本は先進国と比べて15歳以下のPCの普及率が圧倒的に低い。
しかも10年前より自宅でPCを使わなくなっている国は日本だけ…。
子供にPCを持たせることのメリットは大きい。
さいごに やっぱりゲーミングPCは楽しい
ということで、兄弟3人で遊ぶゲーミングPC環境の紹介でした。
実際に子供たちに使ってもらうと、どんな感じだったか?…想像通り楽しそうです。最近はみんなでマイクラやテラテック、ARBSというゲームをしている様子。
たまに私や妻も一緒になって、フォートナイトやフォールガイズといったゲームを遊んでいます。
コロナ禍ということもあって、こういった屋内での遊びの環境を充実させてみたのですが、休日に家族みんなでゲーミングPCを楽しむと、しみじみ「やってよかったなぁ…」なんて思います。
これ一辺倒になると問題ですが、ほどほどに使ってもらって、遊びも勉強も充実してもらえたらと思います。