富士フイルムXF23mmF1.4 Rのレビュー

この記事では富士フイルムの換算35mm”標準”単焦点レンズ、XF23mmF1.4 Rのレビューをします。

私はいつも換算50mmのレンズを使っているので、この35mmの画角にはなかなか慣れることができませんでした。

が、ある日気付きました。

35mmには、写ってほしい余韻が写ると。50mmの写真のように作り込んでムダを省くことを考えなくてももっと気楽にやっていいのではないかと…。

XF23mmF1.4 R、いいレンズです。

XF23mmF1.4 Rのスペック

発売は2013年とXマウントではわりと古い方のレンズ。

  • 発売日: 2013年10月13日
  • 焦点距離: 23mm (35mm相当)
  • 最大撮影倍率: 0.1倍
  • 最小撮影距離: 28cm
  • 最大径: 72mm
  • 長さ: 63mm
  • 重量: 300g
  • フィルター径: 62mm

外観

外観です。冷たい金属の質感がたまりません。

X-Pro2に装着。

かっこいいでしょう。

少し大きめのレンズですが、X-Pro系とも、これがまたしっくりくるんです。

別売りの角型フードLH-XF23を付けていますが、これがかなりゴツい造りでかっこいいです。XF56mmF1.2 Rにも使用可能です。

もしレンズをお持ちでなくても、これだけは買いましょう。(うそ)

XF23mmF1.4 Rのクラッチ機構

XF23mmF1.4 Rは、クラッチ機構が採用されています。

ピントリングを上下にスライドさせることで、AF/MFを切り替えることができます。

MF時には距離が刻んであるため、より一層フィルムライクな操作感で撮影を楽しめます。

XF23mmF1.4 Rで撮った作例

ねこ

開放でねこを撮ってみました。

ねこかわいい。

(上の写真の等倍画像)

等倍までトリミングしてみました。優しい、柔らかい雰囲気です。

レンズの構成が似ているXF35mmF1.4に近い感じです。

旅、おでかけ

美味しいビール。

F5.6。隅々までクッキリとした描写は、さすがお高いレンズです。

F8まで絞りました。

フィルムシミュレーションのプロビアで無加工でも良い雰囲気。

イケメンが写ってました。

影の感じがすき。

ピントが手前になりました。けど好きな感じ。

日常

太陽光でフレア。(あんまりやるとセンサー焼けそう。)

手がパーだったので撮ってみました。

子供を撮ってると、レンズに手を伸ばされがち。

換算35mmでも、立体感を感じるボケ。

なんとなく撮った写真でも良い感じに写るんですよね。

ねこ。

XF23mmF1.4 Rは寄れない?ボケがざわつく?

このレンズのネガティブな評判として、寄れないということと、ボケがざわつくというのがあります。

寄れない、こともない

屋内のテーブルフォトなんかでもう少し寄りたいと思うことがあります。

XF23mmF1.4Rの最短撮影距離が28cm。同じ換算35mmのX100シリーズの10cmや、XF23mmF2の20cmと比べると差があります。

ただ、屋外だと距離感が変わるからか、十分に寄れる印象です。

ボケはざわつくこともある

条件によってはざわついたボケ方になることがあります。

基本的にはボケはキレイな印象です。

立体的でピント面が浮き立つ感じで写る、本当に魅力のある描写です。

3つの換算35mm

フジの35mm単焦点レンズは、3つあります。

ひとつは今回紹介した、大口径XF23mmF1.4 R。F1.4の開放値と、魅力的な描写が特徴です。

ふたつめはX100シリーズに使われている柔らかい描写の薄型レンズ。

みっつめは防塵防滴・小型・解像感が揃った高コスパのXF23F2 R WRです。

それぞれに強みはありますけど、やはり画質で選ぶならXF23mmF1.4 Rです。柔らかさと、ピリッとした芯のある描写は他のレンズでは得られません。さらにMFが楽しいクラッチ機構もあり、使い込むとどんどん愛着が湧くレンズです。

XF35mmF1.4 Rとどっちが良いか…?

XF35mmF1.4 Rは小型

たまに「XF23mmF1.4 Rと、XF35mmF1.4 Rのどっちを買えばいいか?」という質問を受けます。

カメラ上級者に言わせれば画角が違う2つのレンズなので、ここは迷う点ではないのかも知れません。ですが、初心者さんにとっては案外ここは悩むポイントではないでしょうか?

この2つ、公式のXストーリーにもある通り描写は似た雰囲気を持っています。ですが、2つの理由で実は使い勝手はかなり違います。

寄れる or 寄れない?

どちらも最短撮影距離は28cm。

ひとつは寄れるor寄れないという点。どちらのレンズも同じ最短撮影距離28cmというスペックですが…。

最大撮影倍率は、それぞれ0.1倍、0.17倍。

実はXF35mmF1.4 Rのほうが被写体を1.7倍大きく撮ることができます。

テーブルフォトなどで使いやすいのはXF35mmF1.4 Rのほうです。

大きさと重さ

もうひとつは、サイズと重さの違い。XF23mF1.4 Rは300gですが、XF35mmF1.4 Rは187gという軽さです。

実は倍に近いほど違います。

価格

時期によりますが、XF23mmF1.4はXF35mmF1.4と比べると2万円ほど高価です

これらをまとめると、XF35mmF1.4のほうが初心者さんにもおすすめしやすいレンズです。

逆にXF23mmは通好みのレンズです。XF35mmF1.4の描写の良さはそのままに、静かで速いAF、より高い解像感を持っています。

まとめ XF23mmF1.4 Rは楽しさと描写の美しさを持つ、愛すべきレンズ

XF23mmF1.4 Rについて書いてみました。

このレンズの立体感のある描写にはドキッとさせられます。端的に言って、最高です。

ストリートスナップに特に向いているレンズですが、人肌の描写も良いので家族の日常や、大好きな人を撮るのにもぴったり。おすすめのレンズです!

換算35mm。X100Fと、XF23mmF2の比較

X100Fと、XF23mmF2の描写を比べてみました。

投稿者プロフィール

シュンスケ自称写真家
熊本在住。お気に入りの富士フイルムのカメラで、息子の写真を撮っています。

詳しいプロフィールはこちら

 

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