こんにちは。シュンスケです。
ダイソンの一番小さい掃除機、Dyson Micro HEPA Plus(SV33 FF PL EX)をダイソンの直販サイトで買ってみました。しばらく使ってみたのでレビューします。
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Dyson Micro HEPA Plusとは?
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Dyson Micro HEPA Plusは、2023年4月5日に販売開始のダイソン直販限定モデル。
2020年10月に登場したダイソン最軽量、最小モデル、Dyson Microのマイナーチェンジ版です。
主な改良ポイントは、緑LEDでの「ホコリを可視化」と「HEPAフィルター採用」の2点。
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「ホコリを可視化」するのはFluffy Opticクリーナーヘッド。ヘッドに取り付けられた緑LEDが、ホコリを浮かび上がらせます。
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「HEPAフィルターの採用」で、0.1ミクロンの粒子を99.99%捉えてよりクリーンな空気を排気するようになりました。従来モデルは0.3ミクロンが99.97%だったので進化ポイントですね。
0.1ミクロンというと新型コロナウィルスのサイズ。ダイソンがこの高性能フィルターを採用するようになったのはコロナ禍を意識してのことでしょう。
従来モデルの0.3ミクロンの粒子を99.97%捕集するものも、JISやFDAにおいてHEPAフィルターと定義されます。
新しいモデルの0.1ミクロンの粒子を99.99%捕集するものは、IESTのHEPA(TypeJ)に相当します。これはHEPAフィルターの中でも一番高性能な位置付けになります。
↑直販モデルでは無い、Dyson Micro Plus。こちらは従来モデル同様の0.3ミクロンの粒子を99.97%捕集するHEPAフィルターが使われている。
Dyson Micro HEPA Plusの付属ツールは?
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ということでダイソン直販で購入したDyson Micro HEPA Plus。
付属ツールはこんな感じ。
なお、Microとツールの互換性があるのはOmni Glideのみ。
本体
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ゴールドの本体。
ロングパイプ
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ロングパイプもゴールド。
パイプの長さは約62.5cm。接合部を含めると67.5cmほど。
Fluffy Opticクリーナーヘッド
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Fluffy Opticクリーナーヘッド。フローリング用です。
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電源オンで緑LED照射。ホコリが可視化されます。
毛絡み防止スクリューツール
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毛絡み防止スクリューツール。ソファやベッド、カーペットにも。
コンビネーション隙間ノズル
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コンビネーション隙間ノズル。
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隙間ツールと、ブラシが合体してます。便利です。
卓上ツール
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卓上ツール。文字通り卓上掃除に使うツールです。
スペシャリストクリーニングキット
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スペシャリストクリーニングキット。ダイソン直販限定のアイテムです。
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光る隙間ノズルです。
子供達に人気ですw
Floor Dok
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専用充電ドックFloor Dokも付属。収納時はこんな感じです。
Dyson Micro HEPA Plusの外観
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本体の外観です。ちょっと使っちゃったので汚い感じなのは許してください。
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最近のダイソンは金ピカカラーですね。
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電源のオンとオフはトリガーではなく、ボタン式です。
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手に持つと小さく、軽いです。
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本体重量は1kgを切っています。
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Dyson V11を隣に並べると、大人と子供みたいな印象です。
ちなみにDyson V11は本体だけで1.7kgあります。Microは半分ちょいですね。
パイプが短く、持ち手が低い
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ダイソンは2019年にイギリスからシンガポールに本社が移ったタイミングで、アジア人の体型に合った短いパイプを採用したモデルがメインになりました。
Dyson Micro HEPA Plus(左)と、V11(右)と並べても結構違いますね。
現行モデルだとV12やV15もMicroと変わらない全長で、唯一Gen 5 DetectだけがV11くらいの持ち手の位置になっています。
Dyson Micro HEPA Plusの使用感
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Dyson Micro HEPA Plus、使ってみたのですがこれはかなり良い感じです。
本当に軽いので、しばらく使っても「重い…」「腕が…」とは一切なりません。(V11ではよくなる)
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Dyson Micro HEPA Plusは本体が軽量で、ヘッドが小さく小回りが効くので、痒い所に手が届くというか、この掃除機以外では面倒でつい後回しにしがちな場所までどんどん掃除が進みます。結果、めちゃくちゃ部屋が綺麗になってしまいます。スッキリ。
(Dyson内で)圧倒的な軽さは、普段掃除機を使わない妻にも好評で階段掃除も楽々こなしていました。
吸引力は?
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吸引力についても、フローリングはDyson Micro HEPA PlusのFluffy Opticクリーナーヘッドを使って不満無しです。
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Fluffy OpticクリーナーヘッドのLEDは、日中の屋内でも使えるレベルの光量なので、本当によくホコリが見えます。見えすぎるほどです。
バッテリーが切れるまで無限に掃除をしてしまいますね。楽しい。
フローリングだと、Microの後に巨大なV11で吸ってもあまりゴミが取れないレベルです。
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吸引力には差があるV11と比べても集塵力が同等な理由は、MicroのFluffy OpticクリーナーヘッドがV11より一回り小さく、吸気口がより接地面に近くなったこともありそうです。
ちなみにSV21やSV33などに付属するMicro用の光らないFluffyヘッドはさらに小さく軽く、より小回りが効きます。
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ただしMicroのフローリング以外での吸引力は…ちょっと微妙かもしれません。
毛絡み防止スクリューツールを使ってソファやベッド、カーペットを掃除しても、同社の大型のモデル、V11に同ツールと比べると吸ってるのか…?という感触で、実際にも明らかにV11ではガッツリ取れる小さなチリが吸えず、物足りないです。
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カーペット清掃は、Micro用のMotorbarクリーナーヘッド(カーペットに強いモーターヘッド)を使えば解消できる可能性が高いですが、現時点で国内ではSV33 MH FUというモデルに付属する以外、取り扱いが無いようです。
並行輸入品は見つかります。
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コンビネーション隙間ツールはかなり使いやすいですけど、これもよく吸うのか?と言われると微妙な感じで、例えばブラインドの掃除に使うとゴミがしっかり吸われず、下に落ちちゃいます。
これがV11だとワンストロークで綺麗になり、ゴミが落ちるようなことはありません。
とはいえ、これらの吸引力の違いは倍くらいの重さのV11と比べた場合です。比べずに、軽いハンディクリーナーとしてなら、おそらく満足できると思います。
バッテリーは25分
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Micro HEPA Plusは通常モードと強モードがあります。通常モードは最長で25分持ちます。強は5分なのでここぞという時に使いましょう。
基本は通常モードで使えば、狭めの家だったら、よっぽど丁寧な掃除をしない限り、バッテリー切れはそれほど心配しなくて良いはず…。
もしこれ以上の時間を一度の掃除に掛けるなら、40分以上駆動可能なより大きなモデルを検討した方がいいと思います。
また欠点としては、背面液晶がないのでバッテリー残量が分かりにくいです。
ゴミ捨ても楽
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ゴミ捨ては、V10以降に採用された方法を踏襲しています。赤いレバーを下にガッと下げるというやつですね。同時にスクレーバーがシュラウドのゴミを掻き出してくれます。
Dyson Microは集塵容量は0.2Lと少なめ。V11は0.76Lなので3分の1以下です。
純正充電ドックがかっこいい
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Dyson Micro HEPA Plusには自立式の充電ドックが付いてきます。
もう壁掛けために壁に穴を開ける必要がなくなりました。
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ただ充電ドック、付いてくるツールの数に対し収納する場所が足りていません。その辺に置いとけってことでしょうか。
もっとスッキリ収納したいところです。
フィルターは詰まりやすいかも
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フィルターは、こちらもV10からと同じで1つにまとめられています。水道水で水洗いができます。
V10、V11で話題になったフィルターが詰まりやすいという問題は、Dyson Microにも受け継がれている気がします。軽く車内の掃除をしただけでフィルターが細かい砂埃で汚れてしまいました。
本来はサイクロンで細かい粒子まで分離する筈ですが、理論通りにはうまくいっていない様子。V8までのフィルターが2つあった頃のサイクロン方式の方が詰まりにくいのかもしれません。ただ新しい一体型モデルのフィルターを採用しているものはフィルターにニオイが付きにくい印象はあります。
0.1ミクロンの粒子を99.99%捕集するHEPAフィルターは、体感出来る違いは今のところありませんが、ウィルスまで閉じ込めてくれるのは使っていて気分が良いですね。
Dyson Micro HEPA Plusを買った理由と、実際に使った後の誤算
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今回、私がDyson Micro HEPA Plusを買った理由は「今持っているDyson V11は重い。床はルンバが毎日掃除して綺麗だし、次のダイソンはサブとしてサッと使える軽いものにしよう」というものでした。
メインはルンバ。ダイソンはサブ。買う前は、これで完璧になる予感しかしなかったんです。
でも実際にDyson Micro HEPA Plusを使うと…。
「ルンバで毎日掃除していて綺麗だと思ってた床」が「実は埃だらけだった」とFluffy Opticクリーナーヘッドで知ってしまいました…。
おかげで朝起きたらDyson Micro HEPA Plusを持って家中掃除するルーティンが出来てしまいました。
わざわざルンバを1階と2階に置いて毎日掃除させているのに、なぜか自分でも毎日掃除機を掛けて回っています。
ダイソン買ったら自分がルンバになっていた。(?)
おかしい、こんな筈じゃなかったんだけどな…。
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Dyson Micro HEPA Plusを、実家の両親に試してもらった
Dyson Micro HEPA Plusを、私の実家の両親に使ってもらいました。
両親は過去のダイソンのイメージのままだったので、最新モデルの軽さと動作音の静かさに驚いていました。
緑LEDも好評で、普段ルンバを使っているにも関わらず見えるホコリを追いかけながらどんどん掃除していました。
バッテリー持ちも良く一度で一通り掃除することができるので、すっかり気に入ったように見えました。
ただ価格にドン引きしていました。曰くダイソンより安価で軽い、日本メーカーの日立のラクかるスティックの方が好感触とのこと。
私の両親は私のようなダイソン信者では無いので、ここは好みの問題だと思います…。
Dyson Micro HEPA Plusはどんな人におすすめ?
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こんな人におすすめしたい
- 狭いスペースの掃除に使う人
- 主にフローリングで使う人
- とにかく軽い掃除機を求めている人
- 緑LEDで部屋のホコリを徹底的に取りたい人
- サブの掃除機として小型なものが欲しい人
狭い住宅で、しかもフローリングしかないのならDyson Micro HEPA Plusは完璧な仕事をすると思います。また非力な人、高齢な人を含むほとんどの人にとって、Dyson Micro HEPA Plusの軽さは最高です。
緑LEDで炙り出されるホコリをを追いかけて掃除するのはマジで癖になる楽しさなので、ぜひ味わってみてください。
カーペットなどは別の強い掃除機に任せて、Dyson Micro HEPA Plusはサブとして日常的にサッと使う感じで身近に置くのもおすすめです。
こんな人は向いてないかも
- カーペットの床が多い家に住んでる人
- ダイソンに強力な吸引力を求めてる人
- 安価で便利な日本製掃除機の方が好きな人
Dyson Micro HEPA Plusは、フローリングはよく吸いますがカーペットに対しては物足りません。(ただしDyson Micro用Motorbarクリーナーヘッドを別途購入すれば解消できるかも…)
もしダイソンに「強い吸引力」を求めているなら、Dyson Micro HEPA Plusは期待に応えてくれない可能性があります。その場合もう少し大きめのモデルを検討した方がいいかもしれません。
あとはダイソンはやはり価格帯が高めです。しかも冷静に考えたらこれ要るか…?みたいな最新、ハイテク、みたいな水モノ的な付加価値で高いので、近い将来必ず安くなることを考えると、セールや型落ちを選ぶ方がお得な気がします。
最近は国産掃除機も相当良いらしいので、家電量販店などで実機を試すのもアリだと思います。
まとめ Dyson Micro HEPA Plus、ハマれば最高
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ということで、Dyson Micro HEPA Plusのレビューでした。
ダイソンの掃除機は、年々着実に進化しますね…。
元々軽くて使いやすかったDyson Microに、Fluffy Opticが加わることで、さらに魅力的な掃除機になっています。
実際、他の方のレビューでも満足度の高いのが伺えます。もちろん自分で使っても、人気が頷ける出来でした。軽くて無限に使えるし、Fluffy Opticで無限にホコリを追いかけて楽しめますから。
私は元々掃除は好きでしたが、Dyson Micro HEPA Plusのお陰でさらに掃除が好きになりました。これを買う前は床掃除はルンバにお任せ状態だったのに、今では毎日朝からダイソンで掃除してますからね…。(Fluffy Opticで見える床の埃、知らぬが仏かも)
Dyson Micro HEPA Plus、自分の用途にハマれば確実に唯一無二の最高の掃除機です。ぜひ1台ポチってみてください。
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