各所で大絶賛で、いまだに売れ続けている「ひらくPCバッグ」。通称ひらP。
私も1年ほどひらPユーザーだったのですが、今は別なバッグに乗り換えました。
ひらPの良さはすでにあらゆる場所で書かれているので、この場ではあえてネガティブなレビューをします。
ひらPの用途
徒歩圏内の職場に通うための通勤バッグとして。
ひらくPCバッグの、こんなところが使いにくい
※あくまで個人の意見です。
1. ひらくPCバッグには持ち手が無い
これが一番使いにくかった。常に斜めがけです。分かってはいたけれど、持ち手が欲しい場面多すぎ。
2. ひらくPCバッグはスーツに合わない
スーツを着る場面で、斜め掛けで重いバッグを背負うのは勇気がいりました。スーツがよれるので、だらしなく見えてしまいます。
3. ひらくPCバッグで腰が痛い
これは私の体力と使い方に問題があるのですが、軟弱な私がひらPにMacBook ProとiPad Air、Kindle、RX1、三脚にペットボトルにその他諸々5kg近く入れてうろうろしてたら腰が痛くなりました。
後述のバックパックタイプのものだと、このくらいの重量でも平気です。
4. ひらくPCバッグはIT系イベントでもちょっと邪魔
地方のITイベントでは、ひらPユーザーが私以外誰もいませんでした。そして誰一人机の上にバッグ載せないので、私もひらPを足元に置いちゃったんですが、ひらPには持ち手が無いので持ち上げるのに苦労しました。あと、ひらPは肩掛けすると大きいのでイベントで人が多いと、誰かにひらPが当たりそうで気を使いました。
ひらくPCバッグでなくても、普通のビジネスバッグで事足りる
MacBook Pro、iPad Air、カメラ(RX100M3)、財布、名刺入れ、メモ帳、筆記用具、書類ほか。
だいたいこの程度を持ち運ぶのですが、普通のノートPC入れがあるビジネスバッグで事足ります。
ひらPこと、 Triangle Commuter Bagは用途次第
Evernoteのサイトで、ひらPは「三角形の通勤カバン」(直訳)として売ってあったので、これを見た私は「通勤カバンとして使えるんじゃん」と短絡的に考えて買ったんです。
しかし、ひらPは本来「ノマドワーカー」向けのもの。なので、本当に通勤に使うだけの私とは合わなかったようです。ひらPはやはり、机の上で開いて、ペン立てのように使うという使い方をしなければ意味がありません。←こう言う使い方をするともはや敵なし。「ノマドワーカー」にひらP以上の選択肢があるとは思えないほどよくできたバッグだと思います。
ちなみに、今使ってるバッグは…
私がひらくPCバッグから乗り換えたのは、リュックタイプのINCASE CITY BACKPACKです。
同じ中身を入れてもリュックタイプなのでひらPより軽く、しかも肉厚なクッションで丈夫で使いやすいです。デザインも野暮ったくなくオシャレ。それでいて価格もひらPより安価。おすすめです!
現在はカメラにハマって、カメラバッグを使うようになりました。
ONAのCliftonというバッグ。高価ですが満足度は高いです。
レビューも書きました。
ひらくPCバッグのバリエーション
この記事を書いた後、小型で持ち手があるひらくPCバッグminiや、リュックタイプのかわるビジネスバッグなどが出ました。
いずれも個人的に不満だった点が潰されてて良さげです!
ひらくPCバッグminiは幅が細くなり人混みでも邪魔にならないし、持ち手もあるので足元に置いても安心です。
かわるビジネスバッグは、収納力もあり、リュックにもビジネスバッグスタイルにもなるのでスーツ着用時でも全く問題ない仕様になってます。
汎用性が高まりましたね〜!機会があったら使ってみたいな〜。(スーパークラシックさんレビュー依頼待ってます!)
コメント
コメント一覧 (4件)
一言、同意します!ひらPというのがここまでウケる世の中は間違ってます。
質感から内装、ベルトの安っぽさから外装の弱さまで、購入してみて本当にふざけるなと思いました。
これは本当に値段に見合わない主婦のアイデア商品レベルだと思いました。全てにおいて甘い、と。
アブラサスさんの商品は耐久性がなさすぎて、結局は使い捨てレベルでした。ここのお財布はエージングというよりも痛んでしまうというレベルだし。
おっしゃる通り、ひらPは手持ちハンドルがなくて新作のminiもあの掴むハンパな場所はなんなんでしょうか?大人の考えるレベルの商品じゃないですね。重いし、PC入れないで背負うと背が折れるし、PCを入れて背負っても重くないという謳い文句も大袈裟ですね。
こういうブログで声高に叫んでくれる方々には感謝します!世の中のリアルな声が統制されてしまうような世の中は嫌ですね。
つい興奮してしまいましたが、正直なお声上げに感謝します!
通りすがりの共感者さん、コメントありがとうございます。
ひらPを1年使ってみて、不便な部分もあるので書いてみました!
ひらPのコンセプトは素晴らしいと思うので、もっと汎用性の高い、私に取っても使いやすく改善された新作が出てきたらいいなぁ、と都合良く考えています(笑)
2月に新型の軽量ラップトップを購入したので、次は話題のひらPを入手して移動時間のオフィス化を図ろう、などと2週間ほど前まではもくろんでいた、のですが…。片側ベルトだけだと肩に掛かるウエイトはかなりなものになるのではないかと、ふと思い当たりました。
ラップトップに電子辞書、Kindle、iPhone、PENTAX、財布や小銭入れ、メモ帳他書類等々。そのすべてが右肩の一点にずしりとくることを考えると、置いて開くときは使いやすそうなものの移動時はかなり辛くなるのでは…。
結局、移動途中や移動先の作業に必要なものをふんだんに詰め込もうと思うなら、ウエイトを両肩に分散できるバックパックに勝るものはないのではないか、と考え始めたところでこちらのブログに出会ったので、やっぱりな、という感を強くしています。
それに先日、ひらPのオールレザー版が発売されましたが、皮革製にしてさらに重くしてしまうのは少し方向性が違うのでは、とちょっと残念な気がしています。だったら素材の軽量化×強靱化、ついでに持ち手も装備して、というように、身体への負担軽減や移動時の扱いやすさをコンセプトにした機能重視の新型を開発した方が良いのに、と思うんですけど。いろいろ可能性が見える商品だけに、開発者の方にはもう少し頑張って欲しいところですね。
すみません、長文になってしまいました。
akioさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよ!メッセンジャーバッグとバックパック、同じものを入れても体の負担は全く違いました。
軽量化と強靭化、いいですねー!持ち手もオマケじゃなくてしっかりしたもの。そして体の負担軽減!すごく欲しいです…(笑)