ツヴィリングの包丁、ツインセルマックスM66を素人が買ってみました。本来はシェフ用の高級包丁です。
丸3年ほど使った感想を書いてみます。
結論から。素人におすすめできるのか?

いきなり結論ですけど、ツインセルマックスM66がちょっとでも気になるなら買って後悔することはないと思います。
気になるなら買うべき。人生は一回だけ。
私自身、週数回主にパスタ料理をする程度の素人ですが、買ってよかったと思っています。(自称プロより美味しいパスタを作るマン)
ただ、いくつか気をつけた方がいい点があるのは確かなので、そこについて書きます。
研ぎについて
どんなによく切れる包丁でも、研がないと切れません。これは硬質な素材のツインセルマックスM66でも例外ではありません。
とはいえ「包丁研ぎ」は技術が必要です。特に、粉末ハイスというとにかく硬質な鋼材が使われたツインセルマックスM66は、研ぎ慣れている人にとっても研ぎにくい包丁です。…こういったところで気後れする人も居るのではないでしょうか?私もそうでした。
実際、私も一度砥石を買ってみたことはありました。でも、やってみてもいまいちコツが掴めないし、めんどくさいしですぐに挫折しました。(私に子供が居なかったり独身ならもしかしたらこういったことにハマっていたかもしれませんが。)
そこで私は、ツヴィリングから出ているシャープナーを使うことにしました。V-Edgeという、同社のシャープナーの中では一番良いものです。これを使うと、砥石を使ったくらい切れるようになるらしいです。
これはすぐに慣れました。しかも、一瞬で研ぎ終わります。砥石のようなめんどくささが一切ありませんでした。
なのでもしツインセルマックスM66を買うなら、このV-Edgeというシャープナーも一緒に用意するのをおすすめします。え?研ぎに自信がある?それならシャープナーのことは忘れてください。
錆びについて
ツインセルマックスM66に使われている鋼材はセミステンレスと呼ばれており、一応の分類はステンレスながら一般的なそれより圧倒的に錆びやすいと言われています。
なので、食材を切った包丁を長時間そのまま置いておくといったことはやめておいた方が良いです。
私もできるだけ使用後はすぐ洗うようにしていますが、3年間の使用の間に残念ながらごくわずかですが錆びのような部位があります。もしかすると錆ではないかもしれませんが…。
ただ、しっかり使い続けてこの程度なので、サビについてはそこまで気にする必要はないのかもしれません。
当たり前のことですが、包丁を使ったらすぐ洗って、油分も落とし、しっかり拭いて清潔な状態を保つようにしましょう。
↓包丁を乾燥させるのにも適している包丁立て。私も使用中です。
使い心地
使い心地です。ファーストインプレッションはどんな食材も包丁の重みだけでスーッと切れるというものでした。
どんな食材も、というと語弊がありますが、実際にそんな感想を持ちました。なんでもスパスパ切れるのはとにかく気持ちいいものです。
そして、よく切れる包丁なのでこれで切るとどんな食材も美味しく感じます。野菜なんか特に顕著で、他の包丁を使う理由が無くなります、
あとはやはり、永切れという、切れ味が長持ちすることです。ツインセルマックスM66は硬い鋼材が使われていて、研ぎも良いため切れ味が長く続きます。
あとは、よく切れるツインセルマックスM66は細かい細工がしやすいので、無駄な力を入れずに済むので、不器用な私でも包丁の使い方が徐々に上手くなってきている気がします。
3年間使ってきましたが、今後もできるだけ長く使い続けたい包丁です。
ちなみに200mmの牛刀と、130mmのペティの組み合わせは使いやすいのでおすすめです。
最後に 案外ハードルは高くない

ツインセルマックスM66を素人が3年使ってみた感想を書いてみました。
買う前は宝の持ち腐れになる気がしていましたが、実際に使ってみるとメリットも多く、最初の手出しが多い以外これといってデメリットも感じないので本当に買って良かったな〜と思っています。
研ぎは同社のシャープナーで。錆対策は気にした方がいいかも。
ということで、気になるならポチってみてください!
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