こんばんは。Shunsukeです。
”最強の旅カメラ”Panasonic Lumix DMC-TX1(TZ100)が正式発表されました。
※日本での型番はDMC-TX1。欧州名TZ100、米国名ZS100。
小さいサイズで、大冒険(Small size, Big Adventure)
TX1(TZ100)は、1インチセンサー、25-250mmレンズを備えたポケットに入るサイズのコンデジ。
発売は2016年3月10日。価格は85000円程度(699ドル)を予定。
このサイズなのに、F2.8スタートの明るいレンズを備えているのも注目です。
プロモーションムービー
公式のプロモーションムービーです。見たら欲しくなります。
- ポケットに入れて持ち運べるサイズ
- 1インチセンサーと明るいレンズで朝から夜までを撮れる。
- 10倍ズームは遠くの被写体も何の問題もなく撮れる。
- 4kフォトはシャッターチャンスを逃さない。
- ポストフォーカスで撮った後のフォーカス移動も可能。
- EVF、フラッシュも内蔵。
ポケットに入るカメラで、世界の全てが撮れちゃう!スゴイ。
ポストフォーカス。今撮って、フォーカスは後で
TX1(TZ100)は、撮った写真のフォーカス位置を後で変更できる、ポストフォーカス機能を使えます。
こちらも上記動画での説明が分かりやすいので見てみてください。
仕組みとしては4kフォト機能を生かしているとのことです。
同様の機能を持つLYTRO ILLUMというカメラがありますが、あちらはとても大きいカメラで高額です。比較すると、パナソニックのやり方はとてもスマートかも。
TX1(TZ100)のサイズ、スペック(抜粋)
型番 | DMC-TX1 (DMC-TZ100EB) |
---|---|
センサー | 1インチ、2010万画素 |
レンズ | LEICA DC VARIO-ELMARIT 25-250mm, F2.8 - 5.9 光学10倍 |
AF | タッチAF対応、Low-Light AF、瞳/顔AF |
最短撮影距離 | 5cm(ワイド端) 70cm(テレ端) |
シャッター | 60秒-1/2000(メカニカルシャッター)、 1秒-1/16000(電子シャッター) |
EVF | 116万画素、0.2インチ、0.46倍 |
動画 | 4k 25p 100Mbps, FHD, ハイスピード動画 (FHD 25p x4) |
Wi-Fi | ◯ |
液晶 | 3インチ、104万画素、タッチ対応 |
フラッシュ | 内蔵 |
USB充電 | ◯ |
バッテリー寿命 | 300枚 240枚(EVF) |
サイズ | 110.5 x 64.5 x 44.3 mm |
重量 | 312g(バッテリー・SDカード込み) 270g(本体) |
カラー | ブラック、シルバー |
空間認識AF、タッチシャッター、USB充電に対応!
空間認識AFとは
空間認識AFとは、ライブビューでピントの異なる2枚(以上)の画像を取得し続けることで空間を認識し、AF時にはターゲットに向かって一気に合焦する技術。
ウォブリング(*1)なしで高速で合うAFは、一眼レフ並に快適です。
この空間認識AFの強みは、「像面位相差AF」(*2)が抱える画質低下という問題が無いこと。ポストフォーカスもそうですが、パナソニックはおいしいとこどりでクールな方式を採用してきますね!
*1 コントラストAFのコンデジで見られる初動でレンズが前後に動く動作
*2 画素の一部を位相差センサーとして使うAF方式
まとめ
1インチセンサーで10倍光学ズーム、4k動画に4kフォトにポストフォーカス。
そして何と、AFはDFD(空間認識AF)に対応しています。
それがポケットサイズですよ。最高の旅カメラとして定番になりそうですね。
質感、デザインが何気にかっこいい。早くTX1(TZ100)の実物に触れてみたいですね!
すでにAmazonでは予約可能になっています。
3月10日発売で、価格は85341円。(1/19)
画像・情報元