こんばんは。シュンスケです。
11/11に発表された新しいM1チップ搭載のMac3機種。その中のMacBook Air M1をポチってみました。
ポチった理由はタイトル通り、そのベンチマークの数字です。
MacBook Air M1のGeekBenchの結果が良い、とても
MacBook Air M1とされるベンチマークの数字がこれ。シングルコアが1687。マルチコアは7433。
手持ちのMacBook Air 2020(Intel Core-i3)がシングルコア1089、マルチコア2020だったので、同じ値段なのに、比較にならないほどの性能差があります。
他のモデルと比べてみても…。
シングルコアではCore i9-10910をはるかに凌駕。
マルチコアではMacBook Pro 16インチの最強モデルを超えて、Mac Pro 2019に手が届きそうな数字。
これが最下位モデルのMacBook Airに搭載なのですから、びっくりです。
次にGPU。18656という数字。OpenCLのスコア。(同じM1ですけど、8コアのMacBook Proの数字なので参考程度で)
手持ちのMacBook Air 2020(Intel Core-i3)では5363でした。なんと3倍以上です…。
他のモデルと比べてみると、15インチのMacBook Pro 2018年モデルに搭載されていたCPU内蔵ではない外部GPUと並ぶ性能なのが分かります。恐るべし…。
Ryzenと比べてもM1は強い
↑最近Windows機の記事を書いたときにMacのコスパの悪さが辛かったんですが、M1が出た今となればむしろ逆転してる可能性があります
というのも今回のM1は、Ryzen 9 4900H(シングル1097、マルチ7079、Source)よりも上の数字が出ます。Ryzen 9 4900HSは、ノートPC用ではハイエンドなCPU。搭載するノートPCの価格も20〜30万円以上がザラです。
ちょっと前まで半分の価格のWindowsに負けそうになってたMacBook Airが、今や倍の価格のWindowsにも勝てる性能に。これはびっくり。
M1強し
とまあこんな感じで、あくまでもベンチマークの数字だけですが、M1が超強力な性能であることには疑いがありません。
ちなみにM1チップは、次期5G iPad Proに採用されると噂のA14X BionicのSoCと同様もしくは似た仕様とのことです。こっちも勝利確定ですな。Appleさんスゲー。
性能以外にも、MacBook Air M1には魅力がたくさん
性能だけでも欲しくなるMacBook Airですけど、それ以外にも魅力たっぷり。個人的にワクワクな点をピックアップします。
- バッテリー持ちが良くなった
- ファンレス
- P3の広色域
- True Tone
- Magic Keyboard
- Touch Barがない
バッテリーが持つ
今回のMacBook Air M1ですけど、上で書いた通り性能はアゲアゲながら、1世代のモデルよりバッテリー持ちがよくなってしまっています。公称値で12時間が18時間持つようになったとのこと。1.5倍。ありがとうAppleさん。
ファンレス
バッテリー持ちが良くなったと言うことは省電力になったということですけど、これはつまり低発熱になっているということ。そりゃファンレスも可能ですよね。静か。
iPhoneとかと同じP3による広色域
そして個人的に一番嬉しいのが、P3の広色域に対応したことです。
これまでのMacBook AirはsRGBの対応に留まっていました。これ、単体では気になるもんじゃないんですけど、他のP3のデバイスと並べると明らかに色が褪せて見えるんですよね。私はこれがネックでいままでMacBook Airを選べなかったのですけども、今回はもうそこもクリアになってしまいました。買うしかない。
Magic Keyboard
Magic Keyboard。これは1世代前のMacBook Airにもあったやつなんですけど、シザー式の深いストロークで気持ちいいタイピングができるキーボードです。はやく触りたい。
Touch Barなし
MacBook AirはTouch Barなしです。MacBook Proにはなぜか全人類にとって不要なTouchBarがついてくるんですけど、Airにはちゃんと、ついてきません。それでいて便利なTouch IDはしっかりついてきます。ProよりAirでしょ。
不安な点も…
不安な点もあります。それはアプリの互換性や動作速度です。x86系からARM系にCPUが変わってしまうため、従来のアプリがどの程度動くが未知数という部分はあります。
が、逆に言えばこの程度の心配しかありません。以前AppleがPowerPCからIntelに移行した時と同じように、時間が解決してくれる予感がします。(お願いします)
不安だけどワクワクが止まらない
不安以上に、正直ワクワクが上回ってしまいます。以前にARM系のApple Siliconに移行するというAppleの方針が発表された際には、ここまで高性能なものが最低価格のMacBook Airに載ってくるのはなかなか想像できなかったように思います。
そもそもPC/サーバー向けで性能重視であるx86系と、スマホ/タブレット用の消費電力と性能のバランス型のARM系では、性能一点において明らかに不利だからです。
事実、同じARM系のクアルコム社CPUを載せたWindows PCは、低消費電力ながら性能面においては明らかに同価格帯のx86のPCに遅れを取っています。
にもかかわらず、Apple M1の性能は上で書いた通りです。
こんなことが出来るのはAppleさんだけ!Apple万歳!
ポチったスペックは…
という感じで私は気持ちが盛り上がった結果、MacBook Air M1をポチりました。
スペックは最安値の8GBメモリ、256GBのSSDにしました。あとUSキーボード。
8GBのメモリじゃ足りない、なんて話も聞きますが、そもそもSoCに内蔵されたメモリですし、同じ8GBでもIntelのときのそれとは別物であることを期待しての8GBです。
SSDは…256GBじゃ絶対足りなくなりそう…。まあいいか。
まとめ
ということで、MacBook Air M1をポチりました、という話を長々書いてみました。
正直なところ、Appleの発表の時点ではポチろうとまでは思いませんでした。が、GeekBenchの数字(流出)ですよ。まさかここまでとは…。
あとは実際に使ってみてどうか、ってところですね。
しばらく使ったらまたぐだぐだとブログに書き散らしてみたいと思います。
Apple公式サイト: https://www.apple.com/jp/macbook-air/