こんばんは。Shunsukeです。
水って本当に大事だな、と思いました。
※私が住んでいる場所は、比較的被害が少なかった水前寺という場所です。この記事の内容が、今回の災害の被害状況を表すわけではないことをご了承ください。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]地震も怖いけど、デマも怖い。 [/speech_bubble]
車中泊
昨晩は車中で過ごしました。
外が明るくなってきて、雨が止んだタイミングで家に戻り泥のように眠りました。ただでさえ余震に構えて体が緊張しきっている中、1泊の車中泊でも、全身が凝り固まり痛くなります。数日に渡る車中生活を強いられている方々を思うと、胸が苦しいです。
今私は実家に避難しているのですが、今日は自分が住む家へ少しだけ戻りました。屋内の割れたコップなど、足元の危険なガラス片などを主に片付けました。
今日の買い出し
お昼頃、近くのスーパーで水が買えるという情報を聞きつけ、行ってみましたがすでに販売は終わっており、数人がいつ開くかわからないお店の扉の前で立ち尽くしていました。
ドラッグストアや、コンビニもちらほらオープンしているものの、水は無く、お菓子やジュース、日用品などが販売されていました。
水欲しいなー。水道水はまだ試験中で飲料としては使えません。
水前寺界隈でも、塀は派手に壊れていました。
壁の高い位置のコンクリートが落下したり、また落下しかけており、歩道を通るのも危険な状態です。
早く収まって欲しい
明るい時間は、家の片付け。熊本市内では、空き巣、火事場泥棒もあるとのことで心配です。貴重品は全て持ち出しました。
余震は相変わらず続いていますが、今日は先日や先々日のような大きな揺れが無く、天候も晴れ。ブログを更新する余裕もありました。明日月曜日からは、私や妻の職場も動き出します。
このまま地震が収まってくれることを願うばかりです。
デマについて思うところ
このような災害で怖いのはデマです。
デマというと、悪意を持って広めるようなものを想像するかもしれませんが、いま被災してみて実際はそうではないな、という印象です。
私が見た限り、デマが生まれる経緯はこうです。例えば熊本市発表に「運動公園へ他県からの物資を集めます」という情報があるとします。
大きな場所で一旦物資を集めて、そこで各避難所へ届けるために分配するというのが理由なのですが、それを見た人が「運動公園へ行けば、物資がもらえる」と勝手な判断し、それを広めてしまいます。SNSの拡散のスピードは早く、一度広まると情報の精査はされず次々シェアされてしまいます。
他の例として、「5時まで断水します」という発表を、「6時から水が使える」という解釈の情報も多く広まりました。私もこのデマは完全に信じてしまいました。
本来、Aという情報は、Aという意味しかありません。AだからBなはず、という不確かな情報が広まるのは、災害時には大きな損失になりかねません。
話はずれますが、AだからBかも、というのが広まるというのはゴシップ雑誌やマスコミなんかが当たり前にやることですし、噂というものは大抵これです。Aということは、Bであって欲しいという希望だったりもします。私たちが緊急時にも、こういう思考パターンをしてしまうのは仕方がないのかもしれません。
私はデマは悪意といより、発端は善意で、自然発生的なものだと考えます。せめて情報を受け取る側が、正しく取捨選択できるようになる必要があるのかもしれません。
2017年2月、だいぶ復興したよ!
水前寺動植物園も部分開園しました。
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