こんばんは。シュンスケです。
FUJIFILM X-T3の発表が来ましたね!
一瞬買わなきゃ!って思ったんですけど、お金の都合でもし買うとしたら手持ちのX-H1から買い換えになってしまう…。
正直X-H1もとても気に入っているカメラなので、手放すのは…。
ってことでX-H1持ちがX-T3を検討してみた話です。
ボディ内手ぶれ補正は、X-H1にしかない
X-H1には一度使うと離れられない、ボディ内手ぶれ補正があります。X-T3にはありません。
ボディ内手ぶれ補正がなくなることで、私が特に気になるのはこれらの点。
- 手持ち動画撮影の品質がとても下がる
- 失敗できない場面で、手振れによるキレのない写真になる可能性が増える
- 三脚が必要な場面が増える
これらはすべて、X-T2からX-H1に乗り換えて「戻れないな」と感じた理由と同じです。
X-T3がどれだけ性能が向上したとしても、ボディ内手ぶれ補正の有無による差はX-H1とX-T2の時と変わりません。
屋内で運動会があるし…
個人的な話ですが、10月に保育園に通う息子の運動会があります。会場は体育館です。
そこでX-T3とX-H1のどちらを使いたいかといえば、私はX-H1が浮かびます。
正直なところ、写真もですが、動画を残したいんです。となると5軸手ぶれ補正があるX-H1になります。
XF16-55mmとの相性は、X-H1の方が良い
私はXF16-55mmを好んで使うのですが、このレンズとの相性もX-H1の方がいい思います。
X-H1は、大きなグリップのおかげで別途縦グリップを装着せずともXF16-55mmとのボディバランスが良いです。重さを感じません。
また、レンズに手ぶれ補正が無いXF16-55mmの弱点をX-H1は強力に補い、5軸5段の手ぶれ補正のカメラとして使えるわけです。この組み合わせはまさに鬼に金棒です。
もちろんX-T3でもXF16-55mmを使えないなんてことはないんですけど、レンズとのバランスをよくするためには別途バッテリーグリップやメタルグリップを用意する必要がありますし、結局手ぶれ補正はないままになってしまいます。
剛性と信頼性はX-H1
これは私にとっては若干、いやかなりオーバースペックな部分ですが、X-H1は日本の工場で他のXシリーズよりも高精度で組み上げられ、ボディの強度も約2倍ほどの強さがあります。
とはいえ、X-T3は魅力的…
これまではX-H1の良さをアピールしましたが、それ以外の部分では最新のX-T3に光る部分が多いです。
写真画質
FUJIFILM X-T3の発表がありました
正直、APS機としては異次元の性能です。フルサイズを凌駕するような内容です
何より、今までGFXだけにしか搭載されていなかった
カラークロームエフェクトが搭載!
こちらの作品は、カラークロームエフェクト(強)で撮影
ぜひ、御覧ください#FUJIFILM#XT3 pic.twitter.com/AgMKmiivAV— HASEO@沼の王展5月 個展 幻想生物展 6月開催 (@haseo0409) September 6, 2018
X-T3で私が特に注目しているのは画質です。これは普段フジを使っている人にとってはとても分かりやすい変化であるように思えます。
dpreviewの作例を見ても、より理想的なフィルムシミュレーションになったようです。これまではJPEGだと細かい質感などが潰れたようになっているところが、RAWファイル並に解像しています。階調性も豊かです。
動体性能
X-T3はブラックアウトフリーの30コマ/秒という連写も手に入れています。様々なシチュエーションでAF補足性能も向上しています。
動画性能
4K60Pが使えるようになっています。30p以下では全画素読み出しになり、画質が上がっています。
それ以外にも
痒い所に手が届く様々な変更点ばかり。正直こんな記事書いてるけどいつポチってもおかしくないレベル。
[blogcard url=”https://www.cola507.com/fujifilm-x-t3-released/”]
→X-T3とX-T2のスペック比較はこちら
[blogcard url=”https://www.cola507.com/x-t3-x-t2-t-h1/”]
追記: どっちも買って、半年使った感想
結局この記事を書いたあと、X-T3を買い足して併用しています。
X-T3は子供撮りに最高のAF性能なので、普段使いはX-T3になりました。X-H1はストロボ撮影だったり、頼まれごとの撮影だったりといった失敗したくないときに使うように。
AF性能も、手ぶれ補正もどちらも唯一無二なので正直どっちも良いんですよね。
まとめ
ということで、ざっとですがFUJIFILM X-H1持ちがX-T3を検討してみました。
私の今現在の結論としては、
- X-T2持ち … X-T3は買い
- X-H1持ち … X-H2待ち
- X-Pro2持ち … X-Pro3待ち
こんな感じです。(普通か!w)
正直、別ラインの新モデルに手を出すと、得るものもあるけど、失うものが大きすぎる…。富士フイルムさん!はやく全モデルの4世代目出してください!
もうX-T3か〜2年経ってないくらい??X-Pro3がもし計画されてるなら、じっくり妥協なく作り上げて欲しいな。デザイナーはこれまでの人がいいな…。
— ニシムラタクヤ (@takchaso) September 4, 2018
(X-Pro3だけはX-Pro2のデザイナーさんが満足できるまで開発してください!)
結局X-T3を予約しました。買い増しです笑
買い換えはないな。買い増しだな…。
FUJIFILM X-T3を、X-H1持ちが検討してみた。 https://t.co/8GFIu2otHe
— シュンスケ (@shunsuke333) September 6, 2018
X-H1を半年間使用して、みっちりレビューしました
→X-H1は、失敗できない人のための、信頼できるカメラです。
[blogcard url=”https://www.cola507.com/fujifilm_x-h1_long_term_review/”]
X-T3の購入レビューはこちら
→X-T3は、かっこいい、撮っていて楽しい、画質がいいの3拍子揃った最高のカメラ。
[blogcard url=”https://www.cola507.com/fujifilm_x_t3_first_impression/”]
コメント
コメント一覧 (4件)
T3のボディーが小さいのはネックです。指先が余ってしまいホールドがやりにくいです。
私の仕事ではどちらでも適合するのですがH1は修理発生時は修理だがバカ高いだろうなと
想定したので、T3に決めました。今のところようやくメニューにも慣れてきたので
使いこなしが出来てきましたが、T3で不安なのは三脚穴が貧弱でカメラが最悪三脚から
落下するかもしれないと感じていることですかね。
コメントありがとうございます!
X-H1、コストがかかってそうな分、たしかに修理代も高そうなイメージありますね!
X-T3の三脚穴が貧弱なのですか…。私はまだX-T3で三脚を使ったことがありませんが、気になります…。
初めまして!
実ははカメラ初心者でこの度カメラを買おうと思っていまして、富士のカッコ良さに惚れてしまいました。
相談何ですがx-t3とxh1で悩んでいます。
どちらが良いでしょうか?
唐突に質問してしまいすいません!
コメントありがとうございます!
お返事が遅くなりごめんなさい…!
X-H1とX-T3、難しいですよね。
絶対にどちらかが良いとは言いにくいのですが、併用してみて2つの特徴を挙げると、
X-H1
・ボディ内手ぶれ補正ありで常にキレキレ画質
・強靭で造りが良いボディ
X-T3
・動体に強い
・小型で気軽に使える
という感じです。
私の場合、屋内でのストロボを使った撮影や、お金を頂く撮影(ウェブに載せる素材撮影など)にはX-H1を持ち出します。ボディ内手ぶれ補正で失敗が少ないのが頼れます。
普段の息子を撮ったり、趣味のラフな撮影にはX-T3を使っています。性能が上がったAF-Cや瞳AFで、いつも家族が良い感じで写ってくれます。
私の結論は、 X-H1はプロや失敗したくない人のカメラ、X-T3は全ての人が使いやすいカメラ、というものです。
あえてお勧めを挙げるとすると、X-T3です!