HD560Sをポチって、しばらく使ってみました。
ゼンハイザーのヘッドホン、やっぱりクオリティが高いです。
装着感や音質についての感想を書いてみます。

外観

HD560Sは、ゼンハイザーの伝統的な片出しケーブルの形状。
HD599SEと似たような形ですが、シンプルなロゴと意匠になったことで新しさを感じます。
装着感

HD560Sの装着感はほぼほぼ完璧です。
非常に軽く、装着していることを忘れられるレベルです。こちらもHD599SEと似ています。
ちなみにヘッドホンをデスク下に設置すると使いやすいのでお勧めです。
音質

音質に関しては、HD599SEとは大きく違います。
HD599SEは音の広がりがありつつも、全体的に落ち着いたサウンドで音楽はもちろん、映画やゲームに向いている印象でした。
HD560Sは全体的にクリアで明瞭になり、HD599SEでは曖昧にされていた部分もよく見える感じです。ただ、高域が耳に刺さり聞き疲れをしてしまうような感触も、人によってはあるかもしれません。(私がそうでした)


そこでZEN DACの低音を強調するモード(Xbass)を使ってみました。高域の強調感が無くなり、とても聞きやすくなりました。
HD560Sの高音がきついと感じる場合はこういったアンプの機能や、イコライザーを使うことをお勧めします。

HD560Sの周波数特性の実測値を見ると、ハーマンターゲット2013に近いのですが低音域はカットされています。これはHD660Sと同じ傾向です。バランス良く聴くには、やはりバスブースト気味の方が良さそうです。
HD560Sはインピーダンスが120Ωで感度は110 dB (1kHz, 1 Vrms)と、鳴らしやすいヘッドホンです。
雑感

私はHD560Sについて、その形状から、2004年のHD595にはじまりHD599へと続くゼンハイザーの”カジュアルの中ではかなり良い方”に位置するヘッドホンの系統、だと思っていました。
HD599SEか、HD560Sを買うかで迷ったくらいでしたから。
でもそれは認識が間違っていました。
ゼンハイザーはHD660Sという新しいフラッグシップヘッドホンを2017年に出しており、HD560Sはその廉価機という位置付け。
つまり、HD560Sは新しい音作りがされた、ゼンハイザーの新世代のヘッドホン、というのが正しかったみたいです。
さいごに

HD560Sはウォームでありながらも高解像度で、ハイレゾだったりの最近の高音質な音源にも対応してきた、新しいゼンハイザーの高クオリティなヘッドホンです。
軽さ、装着感はHD599SEの良さを引き継ぎ、音質はHD660S系統の高性能さを持ちます。
HD560Sは多くの人にリーチするであろう音質に仕上がった、魅力的なヘッドホンです。ぜひ一度は試してみてください。
HD599SEやHD6XXも良い

HD560Sと同等の装着感と取り回しを持ち、全く刺激的な音が出ない、柔らかいサウンドの完全リスニング向けHD599SE。

ケーブル両出しで取り回しは悪いが、高精度且つ多くの人に愛される落ち着いたクラシカルな音造りがされたHD6XX。





