4年前。私は初代AirPods Maxを購入したものの、あまりの重さに使うのを断念しました。
今回、そのAirPods Maxがマイナーチェンジされ、端子がLightningからUSB-Cになったとのこと。
せっかくなので、この機会にもう一度試してみることにしました。

美しい外観

AirPods Maxを語る上では外せないのは、外観の美しさです。
Appleはヘッドホンというウェアラブルデバイスでも樹脂ではなくステンレスとアルミ削り出しを選びました。
その美しい佇まいだけで飯が食えます。
世の中には数十万円という価格のヘッドホンもありますが、ルックスだけならAirPods Maxが負けることはありません。
中身も美しい、そして精巧

AirPods Maxは中身も美しいのが愛せるポイントです。
樹脂や人工皮革やビニールといった偽物では無く、アルミニウムとファブリックで作られ、ヒンジ部の造りは高級腕時計を思わせるメカニカルなもの。
最高ですね。
LightningからUSB-Cへの変更

2024年に新しく発売されたAirPods Max(USB-C)。その名の通り、LightningからUSB-Cに入力端子が変更になりました。やったね。
2025年4月、ソフトウェアアップデート(7E101)で有線接続に対応!
AirPods Max(USB-C)は発売当初は非対応だった有線接続に、ソフトウェアアップデートで対応しました。(7E101以降)
USB-Cケーブルでの有線接続時にはロスレスオーディオ(24bit 48kHz)の再生が可能で、無線接続と比べてよりオリジナルに忠実な音質を楽しむことができます。
空間オーディオのモニターとミキシングにも使えるため、クリエイターにとってはとても価値のあるデバイスになりました。
また、別売りの純正のUBS-C→3.5mmオーディオ端子ケーブルの販売も開始されて、アナログ有線ヘッドホンとしても使用可能になりました。フライト時にも便利ですね。
384gと重い本体の装着感は好みが分かれる?

AirPods Maxの装着感についてです。
AirPods Maxはステンレスのフレームにアルミ削り出しのイヤーカップで、384.8gもあります。重いヘッドホンです。
側圧はやや強めながら、イヤーパッドがファブリックで滑り安いため、頭を大きく動かすとズレます。これを付けて仰向けに寝ると、ヘッドホンが外れます。
とはいえ装着感という意味ではすごく良いんです。ずっしりと重いのですが、素材感とフィット感が気持ちよくてまた装着したくなります。
音質と使用感はAirPods

音質は、名前の通りAirPodsですね。音が最高に良いAirPodsです。
どんなジャンルも、どんなコンテンツも楽しむことができます。
優秀な録音の音楽はそのように聞こえますし、そうでない音楽はやはりそうでなく聞こえます。
人の声は人の声に聞こえますし、楽器の細かいタッチの感触すらそう聞こえます。
この価格で、AACで、Bluetoothで、なんでこんなに音が良いのか不思議になるほど良いです。
あえて音質をネガティブに書くと、温度感を感じない、極めて人工的な印象があります。
とはいえ少なくとも私にとっては、十分すぎるほど高音質です。
空間オーディオも秀逸で、Dolby Atmosで見る映画の迫力はこれまでにヘッドホンでは経験したことのないレベルです。映画館並みです。
基本的にはナチュラルで地味ながら、飽きない、また聴きたくなる音質です。
USB-Cを使った有線接続でロスレスオーディオを聴くと、さらに磨かれた音質を楽しむことができます。ただ、あくまでベースは同じサウンドで、よりノイズが減って、細かい音が聞こえるようになるという方向です。
ノイキャン、外部音取り込みモードは完璧
AirPod Maxはノイキャンも素晴らしいです。2024年の発売で、H1チップのデュアル、という構成でやや世代遅れ感はありますが、実際のノイキャンのパフォーマンスを試すと全くそれを感じさせない高性能さです。
外部音取り込みモードの自然さは、驚くべきレベルです。本当にヘッドホンのイヤーカップが無くなかったかのような自然さです。
Appleエコシステム内のストレスフリーな使用感

そして言うまでもなく、Appleエコシステムでの使用感は完璧です。私は様々なAppleデバイスで使っていますが、シンプルにAirPodsの最上位機種です。
装着、脱着検知もスムーズそのもの。使っていてストレスが全くありません。
Sonos Aceと比較

2024年発売のSonos Aceと、AirPods Maxを比較してみます。
音質は、AirPods Maxの方がクリアで高音質だと言えますが、人工的で冷たい印象があります。Sonos Aceは温かみがあり、いつまでも聴いていたい音ですが、サブベースが物足りなく感じます。
装着感は、AirPods Maxも良好ですが384gと重いため長時間の装着は疲労感があります。Sonos Aceは312gでやや重めですが、密着感のあるレザーカップのグリップ感が心地良く、軽く感じます。ただイヤーカップは蒸れやすいです。
ノイキャンは、どちらも良好ですが、全体的により静かになるのはAirPods Maxです。外部音取り込みモードは、AirPods Maxがとても自然で、Sonos Aceも十分な性能ながらはヘッドホンの内側から外の音がする不自然な感じはあります。
どちらも高いクオリティを誇るヘッドホンです。Appleエコシステム内でのみ使用するなら、AirPods Maxの方が満足度が高いと思います。

さいごに これで軽ければ最高なのに

ということでAIrPods Max(USB-C)のレビューでした。
音質、外観、機能、全てが素晴らしいヘッドホンです。唯一の欠点は重いこと…。
そういえば4年前に何を思ったか、はっきり思い出しました。「AirPods Maxの次期モデルはきっと軽くなるだろうから、それを待とう。」と。
あれから4年、出たものは端子がUSB-Cになったマイナーチェンジモデルでした。
ああ、これで軽ければ最高なのに…。
妻の感想

妻曰く、
- AirPods Maxは重さが全く気にならない
- 音質は聴き慣れたAirPodsの音に低音が加わり、とにかく気持ちいい
- 装着して歩くと自分の足音が響くのが気になる
とのこと。
重さが気にならない人が羨ましい!
最終的に、Boseに乗り換えました…
軽さは正義。



