JDSound OVO スピーカー レビュー!本当に「映画館の感動を完全再現」してくれるの?

クラウドファンディングで9,400万円以上という額を集めた話題のポータブルスピーカー、JDSound OVO。

「映画館の感動を完全再現する」という売り文句を見て、私も出資しました。

実際はどんなスピーカーだったのか?手元に届いたのでレビューします。

JDSound OVOの概要

「動画視聴に最適なスピーカー」というコンセプトで作られた、JDSound OVO。

OVOは、スマホやタブレット、ラップトップなどとUSBケーブル接続で使うスピーカーです。

Dnoteというフルデジタルスピーカーの技術を使った高音質が、他に無い特徴です。

なお、Bluetoothなどの無線接続には対応していません。

小型で、重量も500g切る軽量さながら、「映画館の感動を完全再現するポータブルスピーカー」という売り文句で大迫力の音をアピールしています。

制作はヤグチ電子工業

JDSound OVOは、仙台市のヤグチ電子工業によって制作されています。同社は、半導体設計とデジタルオーディオのジャンルで15年の経験を持ち、カラオケ機器、ギターエフェクター、ハイレゾプレーヤーなどの製品実績がある確かな技術を持った企業です。

ポータブルスピーカー OVO (ダテゴールド)
JDSound

前作のGODJも好評

同社はOVOの前に、GODJという小型DJシステムのクラウドファンディングでも成功しています。

今回のOVOはGODJからスピーカー部を切り離したものとのことで、発売前から注目を集めました。

JDSound OVOの外観

私の元に届いたのは、JDSound OVOのシルバーカラー。

樹脂製ながら、ヤワな印象は無いしっかりした造りです。

サイズは幅241mm×高さ37mm×奥行き58mm。本体重量は474g。

軽くて、ちゃんと音が出るのか心配になるレベルです。

背面。

操作系統は、VOLUME、LEDのラベルがある2つのスイッチを兼ねるレバーのみ。

側面。

入力端子もMicro USBが2つだけとシンプル。

質感は、いかにもな樹脂でチープ。

細部の作りは良くなく、成型跡の継ぎ目があったりと、高級感は感じません。

JDSound OVOの使用感

JDSound OVOは、基本的にはスマホ、PC、タブレットとUSBケーブルで繋ぐだけで使えます。別途給電の必要はありません。

今回試したデバイスは、iMac、MacBook Pro、MacBook Air、iPad Pro 11ですが、そのどれもUSBケーブルを繋ぐことで音を聞くことが出来ました。

ただ、実際に使うといくつか気になる点が…。

Macに繋ぐと、いきなり爆音

はじめてOVOを使うときに、なにげなくiMacに繋いで音楽を再生したところ最大音量で再生されてしまいました。

これは本体にボリュームが無いという仕様上、仕方のないことなのかもしれませんが、普段使っているBluetoothスピーカーではこのようなことが無かったので驚きました。

慣れるまではよくわからない、レバーによる操作

OVOの操作は、2つのレバーとボタンを使います。

マニュアルや公式サイトを見て、一度覚えてしまえば問題なくできますが、パッケージを開けていきなり使おうとすると、まずわかりません。

覚えることが多い操作

操作方法はこんな感じ。公式サイトから引用。

低音を強調しないと、寂しいサウンド

低音を強調しないと、普段B&OやBOSEなどの低音強調の音を聞いている耳には、OVOはスカスカなサウンドに聞こえました。

初期設定で小音量だと、MacBook Pro 2017のスピーカーとも大差無い印象です。

ワイヤレスの方が便利

OVOはUSBケーブルで繋がないと音が出ません。Bluetoothなどのワイヤレス規格には未対応です。正直一度ワイヤレスに慣れると、ケーブルは邪魔に感じます。

OVOの使用感は、全体的にとっつきにくい

OVOは初見殺しなのかなと思いました。

他のBluetoothスピーカーは、購入後開封してBluetoothボタンを押しスマホと繋げたら、あとはアプリで操作する、という感じでマニュアル要らずで快適に使うことができます。

そういうノリでこのOVOを使うと、いきなり爆音、操作はよくわからない、初期設定の音は物足りない(玄人好み?)と、「とっつきにくい」印象を受けてしまいました。

JDSound OVOの音質

最初の印象は良くありませんでしたが、気を取り直して、低音を強調した好みのサウンドにイコライジングして、音楽を聞いてみました。

ボリュームを上げて行くと、サイズからは考えられないほど音圧があります。

ただ音質は、モニター系で柔らかさがない固く平坦な印象です。生音やアコースティック系より、EDMなど電子楽器系のサウンドとの相性が良さそうです。

OVOで音楽を聴くと聴き疲れてしまうので、気が付くと比較に用意したBluetoothスピーカー、B&O A2 Activeでばかり音楽を聴いてしまいました。

映画館の感動を完全再現するポータブルスピーカー?

肝心の動画視聴にも使ってみました。

小型で軽量なスピーカーなのに、爆音を出しても音割れとは無縁です。OVOの売り文句「映画館の感動を完全再現するポータブルスピーカー」もオーバーでは無いかも…と感じました。

実際、低音を最大にブーストして大音量で聴くと音量と音圧で机が震えるほどで、映画館っぽさはあります。

もちろん、スピーカーのサイズ的にそれほど低い周波数の音は出ません。そういった意味で、本当に映画館の音に近いかと言われると違います。

ただ、このサイズでこの音、という迫力は確かにあります。

しかも、ただ迫力があるというだけでなく、細かい音やセリフの聞き取りやすさも印象的でした。

OVOは、Dnoteというフルデジタルスピーカーの技術を使っているためUSBバスパワーの少ない電力ながらしっかりとした駆動力あります。実際に音を聞いてもその実力を感じることができました。

OVOはUSB接続なのでBluetoothと比べて遅延の少ないため、人物の唇の動きと出てくる音がズレも最小限です。この点も動画との相性が良いです。

まとめ 好みがハマれば買い!

ということでJDSound OVOのレビューでした。

万人受けはしないかもしれませんが、非常に尖った特徴を持った面白いスピーカーだと感じました。

  • 本体の質感は樹脂で高級感は無い
  • 操作が複雑でとっつきにくい
  • サイズの割に大音量、かつ細かい音も良く聞こえる

音が良く、「動画視聴に最適なスピーカー」なことは確実です。

ただ、個人的な好みで言うと、正直微妙でした。できれば、もう少し高級感のある外観で、端子がMicro USBじゃなくUSB-Cで、操作がもっと分かりやすくて、もう少し柔らかさのある音楽的なサウンドだったら良いのにな、という感じです。もっととっつきやすい、コンシューマー寄りの製品だったら、と。

ですが、このサイズとUSBバスパワーという仕様で驚くほどの大音量を出せて、セリフや細かい音が聞き取りやすいのはとても面白みがあります。小さいながらDTMのモニタースピーカーにも利用できる高クオリティなサウンドとのことで、刺さる人には刺さるはず。

ポータブルスピーカー OVO (ダテゴールド)
JDSound

個人的なお気に入りのスピーカーはこれ

私のお気に入りスピーカーは、B&O A2 Activeです。

ルックスが良く、簡単に使えて、どこにでも持ち運べて、聴き心地の良い音です。

B&O A2 Activenのレビュー

 

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