こんにちは。シュンスケです。
EDIFERから去年10月に発売され、コスパの良さで一気にベストセラーになったパワード・スピーカーEDIFIER MR3。今回レビューの機会をいただいたので早速遊んでみたいと思います。
EDIFIERから商品提供を受けて記事を書いています。
開封

箱です。

スピーカーの、大事にされている感じの包まれ方、良いですよね。
ミニピン→ミニピンと、ミニピン→ステレオRCAの2つのケーブルが付属。親切。
見た目チェック

とても綺麗なルックスです。期待が高まりますね。
サイズはやや大きめで、幅125.5mm x 奥行き185mm x 高さ220mm。
重さは左右で3.85kg。しっかりした造りです。

ウーハーユニット。ブロンズが目を引きます。

ツイーターはシルクドーム。ゴルフボール状の音を良くする工夫も。

背面。MR3はモニタースピーカーとしての使用も想定されているので、充実しています。
部屋に合わせてチューニングするための「Acoustic Tuning」というEQ機能が備えられています。
入力はTRSバランス、RCAアンバランス、AUXの3つ。USB DAC機能はありません。
EDIFIER MR3は、アナログ入力のパワードスピーカーにBluetooth機能も付いた、ってイメージです。
Bluetoothでアップデート

早速Bluetoothで聞こうと思ったら…アップデートが始まりました。
そういえば、初期ファームウェアはアナログ入力で遅延が起きていたそうですけど、アップデートで直りました。私が実際に使っても、ゲーム中に遅延が気になることはなかったです。
設置して、音を聞いてみた
Bluetoothや、Macからの出力で音楽を聴いてみました。
いやいや、音良い。しばらくの間聴き入ってしまいました。
この価格で、腰がある低音が出るんですよ。それでいて中高域も耳障りにならない聞きやすさがあります。
トータルではバランスの良い、ちょうど良い感じのサウンドです。
これで1万数千円、そりゃ売れます。
この価格帯の新しい時代の基準になるスピーカー、そんなレベルの音質です。
音が良さそうなサイズ

上の画像は140x70cmのデスクと、27インチのディスプレイ。Edifier MR3、結構存在感があります。
ゲームが楽しい

MR3は音楽もですけど、ゲームで使っても最高です。
お気に入りの小型スピーカー、Creative Pebbleで遊ぶ時より、すごくエキサイトしちゃいました。やっぱ音質ってエンタメに大事ですね。
分解してみる

「どうやってこんなに安く、音の良い商品を作ってるんだろう?」
「入力はアナログだけで、BluetoothはSBCなのになぜハイレゾ認定なんだろう?」
という疑問から、分解してみました。
※真似しないでください。故障の原因になりますし、保証もなくなります。

まず箱です。高密度なMDFの厚みは9mm程。

補強と吸音材。
右chのスピーカーユニットにはクロスオーバーネットワークが見当たりませんでした。
フロントバッフルは補強された薄い樹脂です。

アナログフロントエンドのTI(バーブラウン)PCM1808。24ビット、96kHzのADCです。

TIのデジタルアンプです。ADCから受けた信号をデジタルで増幅しているわけですね。
MR3はハイレゾ認定を受けていますが、おそらくこの処理の部分を指しているのだと思われます。
工夫された中身
MDFの厚みが9mmなのでスピーカーはどっしりした重みがあって、爪で弾いても良い音がします。ちなみに安価なスピーカーって6mmくらいのが多いです。ここが薄いと低音が腑抜けな印象になったりします。
右chにはクロスオーバーネットワークが見当たらないので、デジタル制御のマルチアンプだと思います。マルチアンプであれば、音楽信号に無駄な抵抗を挟む必要がなくなり音質劣化の原因を一つ取り除けます。
デジタルアンプは、アナログアンプよりも変換効率が高いため、低発熱で出力も得られます。放熱の仕組みや大容量のコンデンサ等も必要がなくなるため、コスト面でも有利です。
Erin’s Audio Cornerでも高評価
この動画は、Erin’s Audio CornerのErinさんがEdifier MR3というスピーカーをレビューしているものです。
動画の内容
- Erinさんは、Edifier MR3を「Giant Killer(巨人殺し)」と表現し、その価格帯では最高のデスクトップスピーカーだと評価しています。
- MR3は、Edifier MR4よりも優れたパフォーマンスを発揮するとのことです。
- KLIPPELのハードウェアとソフトウェアを使用してテストを実施し、MR3の正確な物理モデルを作成しています。
Edifier MR3の特徴
- 手頃な価格
- コンパクトなサイズ
- 優れた音質
- KLIPPELによるテストで高評価
結論
Edifier MR3は、価格とパフォーマンスのバランスに優れたデスクトップスピーカーです。Erin’s Audio Cornerのレビューでは、高評価を得ており、購入を検討する価値は十分にあると言えるでしょう。
さいごに とにかくコスパが良い

ということで、EDIFIER MR3を試してみました。
EDIFIERは長いこと「安くて良いスピーカー」を作り続けているだけあって、コスパの分野では敵無しですね。
MR3があれば音楽もエンタメも、音質云々を気にせずより一層楽しめるようになります。
1万円前半の予算で、置き場所も確保できるならEDIFIER MR3は真っ先に候補に挙げるべきスピーカーです。強くおすすめします。
1/13日16:22時現在、セールで11,984円。同価格帯の他のスピーカーが売れなくなっちゃう…。
↓小型でルックスも良く、USB DAC搭載の上位モデルM60も気になる!