Boseのベーシックライン、QuietComfort Headphones、2023年モデルを使ってみました。
めちゃくちゃいいです。
静かで、快適。余計な機能はなし。

Bose QuietComfort Headphones(QC2023)は、10年来続く伝統的なデザインのBoseのノイズキャンセリングヘッドホンです。
236gと軽量で、深さのあるイヤーパッドは長時間の着用でも不快になることはありません。ノイズキャンセリングは、この分野の第一人者によるBoseによるものなので約束された最高峰の性能です。
機能面ではかなりシンプル。操作はタッチセンサー等は無く、すべて物理ボタンです。コーデックはAACとSBCのみ。空間オーディオなどにも非対応です。
音も、箱から出して聞くだけでいきなり楽しいです。
外観

外観は、プラスチック製です。ガラス繊維を含有した高耐久なものです。

ヒンジも丈夫です。見えませんが、内部には金属の補強があります。

イヤーパッドはプロテインレザーとメモリーフォームです。内部に角度がついていて深さもあります。

ヘッドバンドにもプロテインレザーとメモリーフォームでモチモチです。

右イヤーカップに物理ボタンと…。

物理スイッチ。

左イヤーカップにも一つの物理ボタンです。
装着感
装着感はおそらくノイキャンヘッドホンの中でもベストです。少なくとも私が使ったことのあるものの中では最高です。
236gと軽量で、柔らかく深さもあるイヤーカップとヘッドバンドで非常に快適です。
側圧はそこそこあるので、多少動いてもズレたりしません。筋トレ中でも使えると思います。
22度、50%の室内なら、ムレも特に気になることもなく、長時間使うことができています。
機能、操作

機能はシンプルです。コーデックはAACとSBCのみ。
複数デバイスに同時接続するマルチポイントに対応していますが、正直不安定になるので使わない方がいいと思います。
ノイキャンは11段階に設定可能。風切り音カット機能もあります。
アプリでのイコライジングも可能です。
物理ボタンによる間違いのない操作が可能です。
音質

Bose QC2023は、箱出しの状態で好感触のサウンドです。多くの人が好むハーマンターゲットに忠実で、少しV字バランスに味付けをしてあるサウンドです。
フラットな傾向を望むなら、アプリで低域と高域を少し下げて使うと良いでしょう。
全体的にウォームで聴きやすい、長時間使用しても疲れないようなチューニングです。
QC Ultra Headphones Gen 2と比較

外観は、樹脂でできたQC2023と比べてQC Ultra Headphones Gen 2(QUCH2)はメタルが使われている分高級感を感じます。
装着感。QC2023は軽量なので、長時間の使用で楽です。QCUH2は、より柔らかく厚みのあるパッドでよりラグジュアリーな包み込まれる快適さを感じます。ただ30gほど重いので比べると長く使うと疲れます。
機能面はQC2023は対応コーデックはAAC、SBCのみとシンプル。空間オーディオのサポートもありません。電源オフでもアナログ有線接続ができます。QCUH2はSnapdragon Audioに対応し、aptX Adaptive、Losslessといった高音質コーデックが使えます。Bose独自の没入感があるイマーシブオーディオにも対応しています。また、USB接続でロスレスオーディオの再生も可能です。
音質は、QC2023はBoseらしい楽しい味付けもありながら全体的に落ち着いた、ウォームで聴きやすい長時間BGM的に使用しても疲れないサウンドです。QCUH2はより音にフォーカスが合って、明瞭なサウンドです。サブベースの制動もしっかり掴む感触でより深みがあり、リズム帯が気持ちよくハートを揺さぶります。積極的に音楽を楽しめるサウンドです。
さいごに

Bose QC2023をレビューしました。
私の想像ですが、「どうせなら高くて高性能な方を」と、無条件にQC2023よりUltraの方が選ばれる印象があります。ですがQC2023は実際に使うと、必要なものが高レベルで揃っているベーシックモデルなので、積極的に選ぶ価値のあるヘッドホンだと思いました。
個人的にも、Ultraに備わっているイマーシブオーディオやaptX Losslessといった高音質コーデックは全く使っていないですし、QC2023の軽さと価格には強い魅力を感じました。
最終的には、メガネを付けながらだとイヤーパッドが柔らかいので負担にならない、という一点で私はUltraを使うことにしました。正直メガネを使わないなら100%、QC2023を使っていました。
QC2023は長時間、そして長期間、便利な道具として使うなら、本当におすすめです。


