最近、ふと思った。
「最高の静寂」は、本当にいつも必要なんだろうか。
普段はBose Ultra HP2やAirPods Pro 3を使っている。
過去にはAirPods MaxやSonos Ace、Boseの歴代モデルも一通り通ってきた。どれも素晴らしい「防具」だった。
でも、最近手に入れたMarshall Major Vを使っていて、自分の中の基準が変わった気がする。
目次
「静寂」よりも「軽快さ」
Major Vにはノイズキャンセリング(ANC)がない。
最初はその心細さを懸念していたけれど、いざ使い始めると、その「なさ」が心地いい。
- 重さ: わずか186g。AirPods Maxの半分以下だ。
- 圧迫感: ANC特有の耳が詰まる感じが一切ない。
- 物理ボタン: ジョイスティック一つの操作が、どのタッチパネルより確実だ。
重装備で外音を遮断するのではなく、軽装備で音楽と一緒に外の世界を歩く。
この開放感は、ハイエンド機にはないものだった。
「正しさ」より「楽しさ」
音質についても同じことが言える。
ハイテク機のような「分析的な解像度」はないかもしれない。
でも、Marshall特有の乾いたギターの音、厚みのある中低音は、聴いていて素直に「楽しい」と思える。
完璧に整えられた音よりも、少し粗削りで熱量のある音の方が、今の自分にはしっくりくる。
バッテリーという圧倒的な自由
もう一つ、このヘッドホンが教えてくれたのは「充電からの解放」だ。
- 連続再生100時間以上
- ワイヤレス充電対応
もはや電池残量を気にする必要すらない。
「使いたい時に、ただ手に取るだけ」。この当たり前のことが、多機能なデバイスでは意外と難しかったりする。
結論:日常には、これくらいがちょうどいい

もちろん、飛行機や新幹線のような騒音下では、Boseの静寂が必要になる。
でも、散歩やカフェ、家でのリラックスタイムなら、Major Vで十分。いや、Major Vの方がいい。
「機能が足りない」ことは、不便ではなく「自由」だった。
しばらくは、この軽快な相棒と過ごすことになりそうだ。


