こんにちは。シュンスケ(@shunsuke333)です。
2017年9月7日はフジキナの日でしたね。そこで正式発表されたX-E3は、上位機X-Pro2と同等の性能を持ちながら非常にシンプルな「ミニマリズムを追求したカメラ」でした。
X-E3の売り出し価格はボディのみで11万円。XF18-55とのレンズキットで14万円です。
この記事ではX-E3の、X-E2からの変更点をまとめました!
X-E3公式動画
X-E2からX-E3へ。外観の変更点は?
X-E2とX-E3の比較画像です。富士フイルムのXシリーズで、ここまで大きくデザインを変えたのはこのX-E3がはじめてなんじゃないでしょうか?
↓画像は真ん中のバーを動かせます。左がX-E2、右がX-E3です。
正面
正面からは似た雰囲気ですが、よく見ると結構違いますね。
グリップの形状、ロゴの下のラインがシンプルになりました。
横幅は、パッと見で分かるほど縮まりました。
背面
背面はまるっきり別物ですね。ボタン減りまくりです。その数X-E2の14個から、X-E3は8個へ。
その代わりフォーカスレバーとタッチパネルでの操作が可能になっています。
X-E2にあったMade in Japanの表記はX-E3では消えています。X-E3はMade in Chinaになったとのこと。
↑うえ↑
軍艦部もかなり変わりました。X-E3は非常にシンプルです。
X-E3では左肩はFUJIFILMのロゴのみになり、シャッターボタンやFnボタンの質感も統一されました。
X-E2にあった内蔵フラッシュは無くなり、X-E3ではフルオート切り替えのレバーが追加されました。
サイズと重量の比較
X-E2 | X-E3 | |
---|---|---|
サイズ(横x縦x厚み) | 12.9cm x 7.5cm x 3.7cm | 12.1cm x 7.4cm x 4.3cm |
重量 | 350g | 337g |
X-E3はシリーズ最小・最軽量となりました。
数字で見ると厚みが増しているように見えますが、実際はグリップの出っ張りが増しているだけのようです。
X-E3で省かれた機能、追加された機能
X-E2と比べて、X-E3はこんな感じ。無駄は省かれ、強力な機能が追加されました。強い。
X-E3で省かれた機能
- 内蔵フラッシュ
- D-Pad(メニューと上下左右のボタン群)
あまり使われなかった内蔵フラッシュが無くなり、フォーカスレバーで代用できるD-Pad(十字キーとメニューからなるボタン群)も省かれました。
X-E3で追加された機能
- 前面ダイヤル
- フォーカスレバー
- タッチパネル
- Bluetooth通信
- 4K動画撮影
- オート切り替えレバー
- 高性能センサーとプロセッサー
- 進化したAF
あると便利な前面ダイヤルが追加。これは地味に嬉しいですね。
フォーカスレバーも追加。瞬時にフォーカスポイントの変更が可能。
タッチパネルは、フリックでの機能呼び出しにも使います。例えば左フリックでフィルムシミュレーション、とか。さらにEVFを覗きながらのフォーカス移動もできます。(実物に触ってみたい)
Bluetooth接続も対応。カメラの電源をオフにしている間に、事前にペアリングした端末に画像を転送してくれるとか。まじで?!(はやく実物に触ってみたい)
4K撮影機能にも対応。しかもHDMIモニター出力、外部マイク入力もあるので軽いボディであることを生かして手持ちジンバルと組み合わせての高度な動画機としても使いやすそうです。
フルオートへ一発で切り替えるレバーも追加されました。これ、人に渡して撮ってもらう時に本当に便利です。
X-Pro2と同じ高性能センサーとプロセッサー、X-Trans IIIと、X-Processer Proを搭載。つまり、X-E3の画質はフラッグシップ機と同等です。
進化したAF-C性能。
つ…使ってみたい。
結局、X-E3はどんなカメラなのか?買い?
外観や機能はわかった。で、結局のところX-E3はどんなカメラなのか。
買うべきなのか?
私個人でいうと、おそらく買わないと思います。(ほんとだよ!!)というのは、すでにお気に入りの富士フイルムX-Pro2、X-T2、X100Fを持っているからです。
でも、正直すごくX-E3に惹かれます。なぜなら、私の持っているカメラを使っている時ふと思う「もっとこうだったらな」を形にしたようなカメラだからです。
それは「小さくて軽い」ことだったり、「シンプルな外観」だったりです。
X-Pro2は素晴らしいカメラですが、もう少し小さくてもいいなって思うことがあります。かといって、使いやすさや画質、モノとしての魅力にも妥協はしたくはない。そう思った時に、このX-E3が非常に魅力的に思えてきます。
X-E3はミニマリズムを追求したカメラということが公式に謳われています。まさに装飾を排して必要最小限を目指した、ひとつの究極のモデルだと感じます。
細かく見ると、造りも良くなっています。たとえば底面を見ても、X-E2では樹脂と金属が組み合わされていたところが、X-E3だと金属1枚でできた美しいパーツが使われています。
パッと見で凄い!欲しい!というよりは、ミニマリストのためのカメラ、X-E3はじわじわと好きになれそうなカメラだと思いました。
こうやって記事書きながらどんどん欲しくなってしまいますからね…。
(追記)9月9日、早速店頭でX-E3のおさわりインプレッション!ていなさんのPeach Breezeの記事はこちら↓↓
- 富士フイルムの新型ミラーレスカメラ X-E3店頭タッチインプレッション!– Peach Breeze
まとめ
ということで、X-E3のことを書いてみました。
小型軽量で、美しくシンプルな外観に高性能が詰まったカメラです。
まだ実物を見ていない・触っていないので正確にはなんとも言えないところですが、一番個人的に刺さるとすれば質感や高級感が前作と比べてもアゲアゲって部分ですね。シルバーの塗装も、X100F並みかそれ以上に美しいっていう話が海外のサイトに書いてありましたし…。
質感があって小型な337gのカメラに、X-Pro2の性能。
気になるのは、タッチパネルやBluetoothを使うためのスマホアプリの完成度かな。
発売は9月28日。店頭で実物を見て触るのが楽しみなような怖いような…。
引用
- 画像は富士フイルム公式サイトより
前作X-E2のレビュー記事はこちら
使い心地はX-Pro2とそう変わらないX-E2。かっこいいお気に入りのカメラでした。