ディスプレイの上に引っ掛けて使う照明、モニターライト。その中でもディスプレイ裏の壁を照らしてくれるバックライト機能を持つものは割と少なめです。
今回紹介するのはバックライト機能があって安価に買えるモニターライト、Quntis L215 Glow Plusです。
一言で言えばジェネリックBenQ ScreenBar Halo?って感じの製品です。
Quntisから商品提供を受けて記事を書いています。
シンプルな梱包
Glow Plusのパッケージ。幅が51cmのものです。
とてもシンプルな内容物。
ケーブルはUSB-C to USB-Aです。電源アダプタは付属しません。
リモコン
Quntis Glow Plusのリモコン。ちゃんと金属製です。
フィルムも装備。
電池駆動です。電池も付属します。
本体の組み立て
本体。
スタンド部。
本体とスタンド部をぱちっと組み立て。
ここをディスプレイにピッタリつけて安定させます。
ここにもフィルム。剥がすとペタペタした質感です。
取り付け
早速取り付けてみます。
ディスプレイ前面に爪を引っ掛けて…。
背面にモニターライトの丸っこいところをピタッとくっつける感じで固定します、一旦取り付けると、簡単には落ちない安定感があります。
使ってみる
右側が電源をオンした時。手元はしっかり明るくなり、バックライトの光も柔らかくとてもいい感じです。
バックライトのみの点灯も可能。
バックライトがあることで壁とディスプレイとの明度差を抑えられ、目に優しくなります。
リモコンで色温度、光量ともにタッチだと4段階でざっくり、長押しだと16段階の細かい設定ができます。細かく連打する必要がない気配りですね。
バックライトはボタン長押しで光量の変更が可能です。こちらは色温度の設定はできません。
Windows環境でも使ってみました。狭いベゼルのディスプレイだとほんの少し液晶に干渉します。
Quntis Glow Plusの全体的な印象としては、どんな環境でもモニターライトとして問題なく、普通に使えるといった感じです。
BenQ ScreenBarとの比較
Quntis Glow Plusを、3倍の価格のBenQ ScreenBar Proと比べてみます。
実際に何倍もする商品と比べるとどんな差があるのか?
上の画像は、左側がQuntis Glow Plus、右側はScreenBar Proです。ScreenBar Proのついでに、せっかくなのでデスク周りの照明(Hue Light Bar、Hue Light Ribbon)も全て点灯しました。
Quntis Glow Plusは、ディスプレイにホコリが見えます。ディスプレイの色も反射でやや薄く見えます。
ScreenBar Proだとホコリが見えませんし、ディスプレイの色は綺麗なままです。BenQは光の方向がちゃんと制御できているようです。
とはいえこれは、高級なBenQ ScreenBar Proが優秀すぎるだけで、Quntisが普通です。私の持っているXiaomiのモニターライトもQuntisと同じ感じになります。
左側がQuntis Glow Plus、右側がBenQ ScreenBar Pro。BenQはiMac 24インチ(M1)のインカメを隠しません。
BenQはやっぱり高いだけあって、細かい部分まで良くできています。素晴らしい商品です。
Quntisの安さは正義
一方のQuntis Glow Plusの価格は、BenQの半分どころか3分の1です。
それでいて普通に使う分には問題ありませんし、機能面を見ても調光・調色が出来てワイヤレスリモコンが付いて、さらにバックライトまであります。
コスパが良すぎるとしか言いようがありません。
そもそも何倍もの価格の、高額なモデルと比べたりしなければ(普通はしない)不満が出ることもないと思います。
価格を考えると、こちらも素晴らしい商品です。
まとめ
ということでQuntisのモニターライトを使ってみた感想でした。
BenQの3分の1という価格を考えると充分なクオリティを持った製品です。
妥協せずBenQを買うのも良いですし、あえてQuntisを選んで、差額の1万数千円を別な用途に使うというも全然アリだと思います。
私からは以上でございます。