カメラバッグ選びはなかなか大変です。自分の用途に合ったサイズ、好みの見た目、そして価格。なかなかこれだ!というものには辿り着けません。
今回レビューするのは、ONAというブランドの、THE LEATHER BRIXTON(ザ・レザー・ブリクストン)、色はダークトリュフです。この総革製でプレミアムなカメラバッグを約半年使った感想を書いていきます。
ONA THE LEATHER BRTXTONの外観
正面から見るとこんな感じです。いかにもトラディショナルといった出で立ちです。一見すると、カメラバッグには見えません。
背面です。エージングされた革の質感がいい感じです。
横から。
留め具の素材はビンテージ加工がされた金属です。革の素材感と合わせて最高の雰囲気です。
表面の仕上げ(塗装?)は繊細で、爪でちょっとこするだけで、こんな傷が付いちゃいます。
革のこういった傷は、メンテナンス用品(ラナパーなど)で、簡単に目立たなくできるのが嬉しいところです。
THE LEATHER BRIXTONの収納力
THE LEATHER BRIXTONの収納力を試します。
カメラ・レンズ・Mac、その他いろいろを詰め込んでいきます。
メインの収納部
バッグを開けると、大きなメインの収納部があります。
ここはカメラ本体や、レンズを入れるのに適した厚手のクッションに守られています。
ベルクロの仕切りは取り外し可能で、自由に配置できます。
ここにはX-Pro2にXF35mmと、XF56mm、XF10-24mmを入れました。
空いたスペースには写ルンですも。
ラップトップ用の収納
メインの後ろ側。ここはノートPCやタブレットを入れるのに適した場所です。MacBook Proの13インチを入れてみました。左右にまだ余裕があります。
ちなみにこの大きなベルクロは取り外し可能。純粋にカメラだけを入れるバッグとして使うこともできます。
表のポケット2つ
バッグの表側にも、大きなポケットが2つあります。マチが左右にあるため、かなり大きめの物も入る構造です。
左側にはINSTAX SHARE SP-2を、もう片方には、財布などを入れました。
サイドのポケット
バッグの両サイドには、小型のポケットがあります。あまり広がらないので、替えのバッテリーやSDカードを入れるのに良さそうです。
背面のポケット
バッグの背面には、フラットなポケットが。書類を入れるのにちょうど良い感じです。iPadも入ります。
使用感、重さと高級感のトレードオフ
使用感です。
メッセンジャーバッグなので、カメラを取り出したり、レンズ交換をするなどがとても簡単にできます。この点はリュックよりもかなり楽なので、本格的なスナップ撮影でレンズ交換もするなら特におすすめです。
ルックスや質感も素晴らしいです。エージング加工された、イタリアンフルグレインレザーの重厚さと、金属パーツは長く使っていても惚れ惚れします。
気になるのは、重さです。本体のみで2kg近くあり、しかもメッセンジャーバッグなので中身を含めた、かなりの重みが片方の肩に掛かります。体を鍛えるしかないですね。
追記: THE PRINCE STREETについて
THE BRIXTONより一回り小さい、THE PRINCE STREETも買ってみました。
こっちなら持ち手もあるし、少し軽いしちょうど良いサイズかな?と…。
THE PRINCE STREETは、MacBook Pro 13(2017)を入れるには少し小さい感じです。無理やり入れれば、革だし案外使えるようになるかも?
私がMacBook 12インチを使うなら、こっち選んでましたね。
今回のまとめ
以上、ONAのカメラバッグ、THE LEATHER BRIXTONについてレビューしました。
今回のまとめとしては、
- 非常に高品質なバッグ
- 収納力も問題なく、使い勝手も良い
- 総革製なので重い
こんな感じです。
とにかく所有満足感の高い高品質なバッグです。実物はヨドバシでも見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
次の記事は、このカメラバッグの小型版、ONA Boweryについて。
普段使いにもバッチリな、ONAのThe Boweryのレビューです。
カメラバッグとしてもX-Pro2とレンズ2本が入る収納力です。おすすめ!