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M4 ProのMac Miniへのアップグレードは不要。2024年でもM1 ProのMacBook Proは充分に強い

M1 ProのMacBook Proユーザーの私。

新型のM4 ProのMac Miniへの乗り換えを考えて実際に試した結果、M1 ProのMacBook Proを使い続けることにしました。

どなたにも当てはまる話ではありません。あくまで個人的な経験談です。

目次

それぞれのスペックについて

私の持っているMacBook Proのスペックは、M1 Pro、メモリ16GB、ストレージ1TB。

M1 Proのベースモデルを、ストレージ1TBにカスタムしたものです。

新しく入手したMac Miniは、M4 Pro、メモリ24GB、ストレージ512GB。

こちらはM4 Proのベースモデルです。ストレージを増やさなかった理由は、いずれ出るであろうサードパーティの内蔵ストレージを使う算段です。

M4 ProとM1 Proで、体感速度に大きな差を感じなかった

M1 ProとM4 Proでは、ベンチマークの数字では2倍くらいの差があります。なのでブラウジングなど普段使いでも大きな差があるだろうと期待していました。

ですが実際はそこまでの差はありませんでした。

確かにM4 Proに切り替えた時は、何をするにもキビキビ動く、と感じました。

ですが、しばらくM1 ProとM4 Proを交互に使ってみたときに、「やっぱりM1 Proにするともっさり感があるなあ」と思ったら、M4 Proを使っていたということがありました。

最初に感じたキビキビ動くというのは、お金を出して新しいものを買ったからそう思いたかっただけ、という部分もあったのかもしれません…。

もちろん明確に差が出る場面もあります。LightroomからPhotoshopで編集を選んだ時。画像の書き出し時。Final Cut Proでの動画の書き出しも。

そういった重めの作業では、明らかな差を感じました。とはいえ、M1 Proでも遅いということはなく、むしろ十分高速でした。

最終的な結論は、私の使い方ではM4 ProとM1 Proの間にベンチマークの数字から最初に想像していた性能差を感じることは出来ない、というものでした。

オールインワンのMacBook Proの魅力を再確認

Mac Miniは据え置き型なので、不自由です。

MacBook Proなら、気分を変えたくなったらいつでも、どこへでも移動することができますが、Mac Miniはそれができません。

実際にやらないにしても、いつでもそれができるという自由さがあります。

それとMacBook Proには本体に内蔵されたSDカードリーダーがあります。日常的にカメラを使い、SDカードを読み込ませている私には、ここの差もとても大きかったです。

Mac界における、Mac Miniの序列

改めて感じたことは、MacBook Proはあくまでプロ仕様のモデルで、Mac Miniはそうではないということです。

Macに序列を付けるならこんな感じです。

Mac Pro > Mac Studio > MacBook Pro > Mac Mini > iMac > MacBook Air

この順番で上位のものがより高スペックで、チップも選別品が使われ、端子類が充実していて便利で拡張性も高く、エアーフローも良いので同スペックでも性能が引き出され動作の信頼性も高い、となります。

なので当然、下位のものに乗り換えると端子類が減って、エアーフローも悪くなります。

実際、同スペックのMacBook ProはMac Miniにパフォーマンスで勝ります。

私はMac Miniが新型になったことと、M4 Proに盛ったものを注文したことで勘違いして上位モデルを購入した気でいました。

ですが、あくまでMac MiniはMac Mini。拡張性や用途を限定した、カジュアルユースが想定されたMacであることには変わりありませんでした。

MacBook ProからMac Miniへの乗り換えは、下位機種への乗り換えという側面があることは頭の片隅に置いておいた方が良いと思います。

そもそものMac Miniのコンセプトが、すでにあるWindows環境のディスプレイ、マウス、キーボードを利用してMacを使う、というもの。そこから離れれば離れるほど良さが無くなっていくのは当然なのかもしれません。

メリットデメリット、そして価格を考えると乗り換えは合理的ではない

M1 Pro のMacBook ProからM4 ProのMac Miniへのメリットは、一部の処理が速いということと、最新のMacであるというアガる気分。

デメリットは体感速度はほとんど変わらないこと、他の場所で使えないこと、内蔵SDカードリーダーが無いこと。

価格面では下取りに出して差額が10万円掛かってしまいます。

正直なところ、私にとってはあまり合理的な買い替えだとは思えません。今回実際に使ってみた結論は、差額ゼロでも、M1 Pro MacBook Proの方が自分にとっては良かった、というものです。

この結論はあくまで私個人の感想です。より良い性能のMacに乗り換えることで、無視できないレベルで生産性が向上する使い方をしている方は自覚・無自覚に関わらず大勢いると思います。迷っている方は、実際に買って使ってみると良いかもしれません。

さいごに

という感じで、M4 ProのMac Miniに乗り換える計画だったのですが、結論としてはM1 ProのMacBook Proをもう少し使い続けることに決めました。

2024年の今も、M1 ProのMacBook Proは強力なマシンです。

来年のM5世代のMacBook Proはデザインも刷新されると思うので、私はそれを狙います。

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