先日外出先でスマホの充電が切れる、ということがありました。
私が使っているスマホは3年目になるiPhone 15 Pro。最近やたらとバッテリーが減るなぁ…とは思っていましたが、実際に「充電環境がない外出先での充電切れ」を起こすととても焦ってしまいます。
新しいiPhoneへ乗り換える、モバイルバッテリーを持ち歩く、本体バッテリー交換をする…など対策を色々考えた結果、本体バッテリー交換で大満足しました。
バッテリー交換でどれくらい持つ?
Appleでバッテリー交換をした結果、具体的にどれくらいバッテリー持ちが改善されたか。結論を先に書きます。
交換前: 満充電から4〜6時間の使用で充電切れ。iPhone 15 Proを丸2年使って、バッテリーの状態は充放電回数650回、最大容量85%。
交換後: 満充電から10時間は使えるようになった。
交換後は私の使い方だと丸1日は持つ感じです。
※〜時間の使用というのは、私がブラウジング、SNS、動画視聴など1週間ほど普段使いした数字の平均です。
iPhoneの最新モデルを見送ってバッテリー交換で継続使用すると、どれくらいのお金の節約になる?
iPhone 17 Proに乗り換えた場合と、iPhone 15 Proを継続使用した場合、それぞれ2年間使った際の実質負担額について。
iPhone 17 Proに乗り換え: 32,800円
内訳 本体179,800円(15 Pro 下取り67,000円)、2年後の17 Pro下取り予想額80,000円
バッテリー交換をしてiPhone 15 Proを継続: -24,200円
内訳 バッテリー交換15,800円、本体0円、2年後の下取り予想額40,000円
この計算だと差額は2年間で57,000円でした。月換算で2,375円です。
私のiPhoneの使い方。バッテリーの劣化は気にしない。

私はこれまでiPhoneを2年間使ったら下取りに出して新しいモデルに乗り換えていたので、バッテリーの劣化を意識する事なく使ってきました。
具体的には、毎日100%までワイヤレス充電をする、充電しながらでも普通に使う、といった感じです。
バッテリーの劣化を遅らせる方法がありますよね。例えば80%までの充電に抑えて20%以下にはしないようにする、ワイヤレス充電は避けケーブルでの充電のみにするなど…。
でも個人的には気にせず使って、頃合いを見てバッテリー交換や新しいiPhoneに買い替えた方が気楽な気がします。
以下、バッテリー交換に至るまでの経緯です。
新しいiPhoneへの乗り換えを検討

バッテリー持ち対策に、最初に検討したのは新しいiPhoneへの乗り換えです。
2025年のiPhoneのラインナップは3つ。薄くて軽くてラグジュアリーなiPhone Air。アルミユニボディで機能性に全振りなiPhone 17 Pro。120Hzのリフレッシュレートを手に入れたシンプルなiPhone 17。
どれも魅力的です。
ですが、逆にデメリットもハッキリしています。iPhone Airは単眼カメラでバッテリーが持ちが微妙。iPhone 17 Proはアルミボディになったせいで、ラグジュアリー感には欠ける。iPhone 17には望遠レンズがありません。
私は思いました。軽くて、ラグジュアリー感があって、3眼のカメラのものがあれば買うのにな、と。
…よく考えたらすでに手元にありました。iPhone 15 Proです。軽量な187gで、高級なチタンで、カメラも使いやすい3倍望遠の3眼です。
これでいいかも。
モバイルバッテリーを持ち歩いてみた

iPhone 15 Proをこのまま使うなら、モバイルバッテリーが欲しい。
目を付けたのは、MagSafe対応の薄型のモバイルバッテリー。これなら嵩張らないし、持ち歩くのも苦にならなそうです。
が、実際には思ってたのと違いました…。
まず、しっかり重い。120g程度とはいえ、iPhone 15 Proと合わせると300gです。これを充電しながら操作するのはなかなかしんどいものがありました。
しかもポケットにモバイルバッテリーを装着したiPhone 15 Proを入れると、かなり熱くなってしまう上に、その熱で充電が止まったりします…。
要らないかも。
本体バッテリーの交換を行う

新しいiPhoneへの乗り換えも、モバイルバッテリーを持ち歩くのもやめて、最終的にiPhone 15 Proの本体バッテリーを交換することにしました。
私のiPhone 15 Proのバッテリーの状態はというと、約2年使って充放電回数が650回、最大容量が85%というところ。
これで満充電から4〜6時間で充電切れを起こすので、私の使い方だと1日持たなくなっていました。
バッテリーの交換は、今回はApple公式のサポートから店舗を予約し、行いました。金額はiPhone 15 Proは15,800円とのこと。
非純正バッテリーで後悔した過去
私は過去に、非正規のショップで非純正バッテリーに交換したり、DIYで自分で交換もしました。
しかし、どちらもバッテリーの品質が純正とは比べ物にならないほど低く、交換前よりもバッテリーが持たなくなってしまいました。
非正規のバッテリーを使うと改造と見なされ2度と純正のサポートを受けられなくなるデメリットもあります。
そのへんを考慮すると、正規店で純正バッテリーへの交換一択だと思っています。
バッテリー交換の結果

予約した店舗にて、即日、約3時間程度で無事バッテリー交換を終えました。
もちろん純正部品で、バッテリーの最大容量は100%です。
問題は実際にどれくらい持つかですが…。なんと1回の満充電で、10時間くらいは持つようになりました。交換前は4〜6時間でしたから、倍くらい持ちます。ものすごく快適です。
Appleは基本的にはバッテリー最大容量80%を切ったタイミングでの交換を推奨していますが、それは平均的な使い方をするユーザー向けの情報であって、私のように一日中スマホばっかいじってる人には当てはまらないようです。
要はそれぞれの使い方でバッテリーが1日持たなくなったら交換のタイミングなのだと思います。
まとめ

ということで、iPhone 15 Proのバッテリー交換と、それにまつわる雑談でした。
バッテリーを交換して本当に満足しています。なにせ倍くらい持つようになりましたから。安心感が違います。
モバイルバッテリーを持ち歩く手間も要らず、新しいiPhoneに買い替えるお金を使う事もなく、大きな不満を解消できて実にハッピーです。
しかし、当たり前ですけど、スマホはバッテリーが最低1日は持たないとQoLが爆下がりですね。Appleストアでのバッテリー交換、おすすめです。

