2024年10月に発売されたiPad Mini 7を買ってみました。
iPad Mini 6ユーザーからすると、「買い替えるほどの差はあるのか?」という点が気になるところだと思います。
実際に使ってみると「iPad Mini 6から7への進化は、iPhone 13 Proから15 Proの変更と似たような、並べて比較してようやくわかる程度の差」でした。
そのため、iPad Mini 6をすでに持っている場合は、無理に買い替える必要はないかもしれません。
iPad mini 7の新機能まとめ
改めて、iPad Mini 7の新機能をまとめます。
- A15 Bionic→A17 Pro
- メモリ4GB→8GB
- 最低ストレージ64GB→128GB
- Wi-Fi 6→Wi-Fi 6E
- Bluetooth 5.0→Bluetooth 5.3
- Apple Pencil Proに対応
- Apple Intelligenceに対応
- カラーバリエーションの変更(ピンク廃止、ブルー追加)
こうして見ると、CPUの進化やメモリの増量、Apple Pencil Proへの対応など、魅力的な点がいくつかあります。
しかし、実際に使ってみると、これらの進化は非常に地味でした。
iPhone 13 Pro→15 Proの変更と似ている

iPad Mini 6から7の、A15 BionicからA17 ProへのCPUの進化は、iPhone 13 ProからiPhone 15 Proと同じです。
以前私がiPhone 13 ProからiPhone 15 Proへの買い替えをした時は、性能については全く体感できませんでした。気持ち早くなったかな?程度です。
iPad Mini 7も同様に、iPad Mini 6から正常進化しているものの、体感できるほどの差はありません。
もちろん並べて比べると差はあります。ブラウザでの表示などもiPad Mini 7はワンテンポ早いです。でも、それだけです。
それ以外の項目についても…。
- A15 Bionic→A17 Pro ←わずかな差
- メモリ4GB→8GB ←体感差なし
- 最低ストレージ64GB→128GB ←用途次第
- Wi-Fi 6→Wi-Fi 6E ←誰も気にしてない
- Bluetooth 5.0→Bluetooth 5.3 ←上記に同じ
- Apple Pencil Proに対応 ←無駄な出費
- Apple Intelligenceに対応 ←日本では関係ない
- カラーバリエーションの変更(ピンク廃止、ブルー追加) ←どうでもいい
わずかな差に高額を支払うと満足度が高まる現象について:神経科学的視点からの考察
人はしばしば、機能や品質にわずかな差しかない商品やサービスに対して、高額な対価を支払うことに満足を感じます。
今回のiPad Mini 6からiPad Mini 7への買い換えも同様です。
神経科学的視点からの考察
この現象は、ドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質、認知的不協和、社会的要因などが複雑に作用することによって生じます。
ドーパミン
目標達成や期待される報酬に関連して分泌され、快感や高揚感をもたらします。高額な買い物をすることで、「高品質なものを手に入れた」という達成感や、「特別な体験ができる」という期待感が生まれ、ドーパミンの分泌を促進します。
セロトニン
幸福感や安心感に関わる神経伝達物質です。高額な買い物をすることで、「経済的な安定感」や「社会的な地位」を再確認することができます。これらの要因がセロトニンの分泌を促し、幸福感や安心感をもたらします。
認知的不協和
人は、自身が選択した行動やその結末を正当化ようとする心理が働きます。高額な買い物をした場合、その選択を正当化するために、商品の価値を過大評価したり、 肯定的なな側面を強調したりする傾向があります。
社会的要因
他者からの承認や羨望の眼差しは、自己肯定感を高め、満足感につながります。 ソーシャルメディアなどを通じて、自身の消費行動を発信することも、 満足感を満たす要因の一つとなります。
結論
わずかな差に高額を支払うことで満足度が高まる現象は、ドーパミンやセロトニンの分泌、認知的不協和、社会的要因などが複合的に作用することによって生じます。この現象を理解することは、自身の消費行動を認識 し、より適切なな選択をする上で役立つと考えられます。
まとめ

今回は、iPad Mini 6から7に買い替える必要はあるのか?というテーマでブログを書きました。
結論としては、iPad Mini 6をすでに持っている場合は、無理に買い替える必要はないでしょう。
今回のブログが、iPad Miniの購入を検討している方のお役に立てれば幸いです。