先日、Edifier mr3についてレビューする機会をいただきました。
Edifier mr3は、価格帯を考慮するとクリアでパワフルなサウンドで、個人的に気に入っています。
さらに音質を向上させるため、以前から気になっていたDAC、SMSL SU-1を自腹で購入し、組み合わせてみました。
DACとは

DAC(USB DAC)とは、デジタル音源をアナログ信号に変換する機器のことです。
PCから出力される音源はデジタル信号なので、スピーカーから音を出すためには、このDACでアナログ信号に変換する必要があります。
通常、PCにはDACが内蔵されていますが、SU-1のような高品質なDACを追加することで、音質の向上が見込めます。
接続方法
接続は簡単です。
SU-1とPCをUSBケーブルで接続し、SU-1とMR3をRCAケーブルで接続します。
MR3はアナログ入力でSU-1からの信号を受けます。
音質の変化
実際に音を聴いてみると、音の解像度が向上したように感じました。
これまで聞こえなかった音が聞こえるようになり、音の輪郭がはっきりしました。
また、音場感も広がり、奥行きや立体感がわずかに増したように思います。
MR3はアナログ入力でADCを通るため、SU-1を通す意味がないという意見もありますが、
SU-1を通すことで、音の情報量が増え、MR3のポテンシャルを引き出せていると感じます。
高音域の伸びやかさや、低音域の力強さもSU-1導入前と比較して変化を感じられました。
スピーカースタンドについて

また、今回はスピーカースタンド(SW-601)も同時に試してみました。
スピーカースタンドを使用することで、スピーカーの角度を調整でき、音質が改善される効果がありました。
このスピーカースタンドについての詳細は、別記事で紹介しています。

まとめ

Edifier MR3とSMSL SU-1の組み合わせは、PCスピーカーの音質を手軽に向上させる方法として有効だと感じました。
PCオーディオに興味がある方は、試してみてはいかがでしょうか。

以前はApollo Twin XとGenelec 8010Aのようなスタジオ機材セットも使っていましたが、音楽を楽しむだけなら、このSMSL SU-1とEdifier MR3の程よいクオリティで、個人的には聴き疲れせずに長時間快適に使えます。