こんにちは。シュンスケです。
高性能なM1チップ搭載のMacBook Airを買った私は、外付けディスプレイが欲しくなりました。
そこで性能と価格のバランスが取れたモデル、DELL U2720QMを購入しました。実際に使ってみてどうだったのか?レビューしていきます。
DELL U2720QMについて
DELL U2720QMは、DELLの中でも高性能でハイエンドなモニターです。27インチ、4K解像度、DCI-P3 95%という広い色域、USB-C入力ポートは90Wの給電に対応します。
それでいて価格は5万円台と、同等機能を持つ他社製品と比べると安価に設定されています。
なおU2720QMは、Amazon専売モデルの型番です。
Amazon以外で買えるU2720Qとの違いは、付属するケーブルがDisplay PortかHDMIかの違いです。Amazon版のU2720QMにはHDMIケーブルが付属します。
4K解像度
4Kはディスプレイの持つ解像度を意味し、フルHDの4倍の3840×2160を指します。要はU2720QMは、ディスプレイに一度に表示する情報が多いということです。
また、どれくらい画面が高精細かはppiというピクセル密度を表す数値で分かるのですが、U2720QMは169ppiです。これはAppleの言うところのRetina(218ppi)には及びませんが、一般的なフルHDモニター(100ppi程度)と比べるとかなり高精細、ということになります。
DCI-P3 95%
DCI-P3 95%。これはどれくらい色を正確に表示できるのか?というディスプレイの性能のことです。
DCI-P3という規格は元々は映画業界の規格なのですが、Appleが定めたDisplay P3のベースにもなっています。
なので乱暴に言うと、このDCI-P3で100%に近い性能があれば概ねDisplay P3の表示もできるのかな、という目安にはなります。
USB-C入力ポートは90W
Macとは、ディスプレイとThnderbolt 3(USB-C)ケーブル1本で繋がります。
Thunderbolt 3は、ポートの形状はUSB-Cと同じですが、映像出力やデータ転送、USB-PDによる給電に対応した規格です。
給電についてはモニター側が対応している必要があるのですが、U2720QMは90Wまでの給電に対応しています。
開封と付属品
新品のDELL製品の箱は独特の匂いがします。ゼンハイザーのヘッドホンと同様です。
付属品は以下の3つでした。
- HDMIケーブル
- USBケーブル
- 電源ケーブル
セットアップ
スタンドを使って設置してみました。
Macとの接続は付属のThunderbolt 3ケーブルだけで繋がるのでシンプルです。この1本だけで、ディスプレイがUSBハブとしても機能します。
使用感
使用感は良好です。
M1 MacBook Airとの相性についても、たまにスリープからの復帰で液晶が点灯せずケーブルを再接続することはありますが、それ以外に不具合はありません。
入出力端子が豊富なのも嬉しいポイントで、特に左下側面のUSB-Cポートは重宝します。
一点。映像の美しさについては、私は元々iMac 27インチを使用していたので、そこからすると若干劣る印象です。とはいえ5K解像度が4Kになり、DCI-P3 99%から95%にスペックダウンしたので想定内です。
逆にメリットとしては、アンチグレア液晶で反射が気にならないという点です。
iMac 27インチが映り込みが多く、使用環境を選びました。U2720QMにしたことで、より使いやすい印象になりました。
まとめ
ということで、DELL U2720QMについて書いてみました。
M1 MacBook Airと相性が良く高いスペックでかつ5万円台で買えるコスパを備えるU2720QM。
もう少し予算を増やせば選択肢は出てくるのですが、この価格で、というならベストな選択肢のひとつだと思います。非常におすすめできます。
ひと回り大きいサイズのU3219Qのレビューはこちら。