子供が産まれて、趣味としてカメラをはじめて、同時にブログを書くようになって早7年。
もう新しいカメラを買うこともなく1年が過ぎ、新製品に興味も無くなった。でも、相変わらずカメラは手放せないでいる。
ということで、いつものように写真じゃなく、カメラの話をしてみたい。
カメラ
今持っているカメラは2台。レンズ交換式のX-T4と、レンズ固定のX100V。
FUJIFILM X-T4
手持ちのカメラの1台目。FUJIFILMのX-T4。
そういえばこのカメラについて、ブログにレビュー記事ひとつ上げていない。
その理由は、このカメラは動画を撮る人のためのカメラだから(バリアングル液晶だし)。
事実、ブログでX-T4の情報を調べるより、YouTubeで見た方がよく分かる。
だから、ブログで書くまでもない。…そう思ったのも本当だけど、書くのが面倒だったからが理由の9割。
とはいえ、俺がX-T4を気に入ってないかというと違う。信頼して使っている。
バッテリー持ちが良く、手ぶれ補正の効きも良い、そして富士フイルムの色で撮れるよく出来たカメラ。
写真を撮るだけなら、X-Pro2を使ってた頃の方が楽しかったかな。
FUJIFILM X100V
手持ちのカメラ、2台目。
レンズ固定式のカメラ。これはどちらかというと妻のカメラ。たまに俺が使うこともあるけど。
過去のモデルからレンズが変更になり、良い意味でも悪い意味でも写りが現代的になってしまった。
オールドレンズを思わせる「味わい」のようなものが抜け落ちた感じがするのが少し残念。
もちろん、良いカメラだとは思う。ちゃんと良い写りをするし。動画にも使える。
でも写真だけなら、過去のモデルのX100Fの方が好みだったな。
レンズ
手持ちのレンズは3本。XF18mmF2、XF35mmF1.4、XF60mmF2.4。
一つ一つについて書こうと思ったけど、あんまり思いつかなかったから、まとめて。
XFレンズはズームも単焦点も、一通り使ってみた。で、写真を見返すと、これらの3つのレンズが好みの写りだった。
素朴というか。グッとくるというか。
3つともXマウントと同時に発売されたレンズ。
技術的な事はあまりよくわからないけど、確かAFは前群繰り出しで、特殊レンズで補正しまくったりしてないから最近のレンズのように写りすぎない。たぶん。
だから独特の味わいがある。
オールドレンズっぽいのが好きなら、そっち行けばいいじゃない、と思うかもしれないけど、それは違う。
俺はボタン一個押したら出てくるコーヒーしか自分では淹れないし、手間のかかることや面倒なことは絶対にしない主義。
なので、これ位がちょうど良い。少なくとも今は。
完璧なレンズ
そういえば少し前に、理屈的に完璧なレンズを作る数式、みたいな話があった。なんでも、球面収差をゼロにできるんだって。
近いか遠いかは知らないけど、将来的にこれが量産化されたとすると、過去のオールドレンズの味わいをソフトウェアで完璧に再現できるようになるかもしれない。
きっとレンズ自体がプラグインという形で、いいお値段で販売されたりするはず。
俺はライカのレンズパックがセールになったらポチろうと思う。
今年ハマった音楽機材でApollo Twin Xというものがあるのだけど、これが似たようなことをしてる。
過去のアナログ・ビンテージ機材をプラグインという形で再現し、デジタルデータ化して売っている。
最近のグラミー賞を取るアーティストは、リアルなビンテージ機材じゃなくてデジタルなプラグインで音作りをしていることも少なくないそうだ。(だから何)
まとめ
カメラの話は好きだけど、写真の話はピンとこない。
俺にとって、俺の息子さえ写っていれば最高の写真だけど、知らない人が写った写真は別にどうでもいい。
SNS全盛だからか、なぜか良い写真という誰かの真似が流行ってるけど、俺はそこに入る気はない。だって面倒なことは絶対にしない主義だから。
これからも俺は自分の好きなカメラで、好きな人や物を撮り続けるんだと思う。
この記事のカメラ機材は全部iPhoneで撮った。だって楽なんだもん…。
この記事は、我らのしむさんが企画した「【1st Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2021」の3日目。
1st Rollの明日4日目はものさんがエモいやつアップしてくれるはず。ワクワク。