Apple製品から音楽を高品質のままスピーカーにワイヤレスで送る、AirPlayという技術。
そのAirPlayに対応したスピーカーは、便利でありながらもBluetooth接続のものと比べて高音質なことが特徴です。
今回紹介するスピーカー、Bowers & Wilkins A5は、老舗オーディオブランドの高級な逸品。音の良さもさることながら、工業製品としてのデザインにも長けています。
Bowers & Wilkins A5の外観
非常にシンプルでミニマルなデザインのBowers & Wilkins A5。サイズは幅300×高さ180×奥行き120mmと、コンパクトなサイズ感。
同社のMM-1にもそっくりな見た目です。
使用感
はじめのセットアップはB&W専用のアプリがあるので、手順に従って行います。
セットアップが終わると、あとはiOSデバイス、MacからAirPlayで音楽を再生するだけです。
何の問題もなく、はじめからそこにあったかのように馴染む使用感です。
サウンド
A5のサウンドは、一体型のコンパクトスピーカーとは思えないほどの高解像度さ。データの欠損がないAirPlayなだけあり、とてもピュアな音が聞けます。
低音は量感が少なく締まっています。同社のZ2が緩めで量感のある低音なのと比べると差があります。
生音、アコースティック系のサウンドや、声が素晴らしく生々しい音で再生されます。スケールが大きい音楽は苦手かもしれません。
総じて、コストに見合うパフォーマンスのスピーカーです。
スペック
- 25mm ノーチラスチューブツイーター アルミ
- 100mm ミッド/ウーハー グラスファイバー(MM-1と同様)
- アンプはクラスDのバイアンプ合計80W
- バスレフポート Flowport
- サイズ幅300×高さ180×奥行き120mm
- 重量3.6kg
- AUX入力(3.5mm)
- 有線LAN入力
まとめ
Bowers & Wilkinsの一体型スピーカーは、Zeppelinから始まり、Zeppelin Mini、そしてこのA5などがあります。私も一通り使ってみましたが、どれを選んでもルックス・音のバランスが大変優れています。
A5は、サイズから考えられないほどの本格的な音がするスピーカーです。Bluetooth接続のものと比べても圧倒的なクリーンかつピュアな音は、きっと気にいるはずです。
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